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F5ネットワークス、トラフィック管理OS“TM/OS”への統合を目指したロードマップを発表

2005年01月27日 23時20分更新

文● 編集部 新海宏一郎

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F5ネットワークスジャパン(株)は27日、都内・恵比寿の同社本社において記者説明会を開催し、2005年度の今後の戦略に関して説明を行なった。説明会には米F5ネットワークス(F5 Networks)社セキュリティビジネスユニット・バイスプレジデントのジェフ・パンコティン(Jeff Pancottine)氏らが出席した。

米F5ネットワークスセキュリティビジネスユニット・バイスプレジデントのジェフ・パンコティン氏
米F5ネットワークス社セキュリティビジネスユニット・バイスプレジデントのジェフ・パンコティン氏
同社では、主にネットワーク機器関連を扱っており、2004年9月に発表したローカルエリア向けアプリケーションスイッチ“BIG-IP v9”シリーズを始め、リモートアクセスコントローラー“FirePass”、ウェブアプリケーションファイアーウォール“TrafficShield”などを出荷している。

説明会でジェフ・パンコティン氏は、「同社の売上は昨年の第4四半期で5000万ドル(約515億円)に達し、今年の第1四半期では6000万ドル(約618億円)になるだろう」と、見通しを語った。そして、売上の内訳は、ソリューションなどのサービス系が約22~23%を、残りをBIG-IP v9シリーズなどの製品群が占めていると説明した。しかし、セキュリティー系の製品であるFirePassやTrafficShieldは合わせて10%程度にとどまっている。これについて同氏は、「FirePassはもともと米ユーローム(uRoam)社の製品だし、TrafficShieldはイスラエルのマグニファイアー(MagniFire)社の製品であったためだが、ウェブブラウザーが使用するポート80や、セキュアーなウェブページへのアクセスに使用するポート443などファイアーウォールでは防ぎきれない穴から侵入する攻撃に注目が向けられている現在、リモートアクセスやウェブアプリケーションファイアーウォールといった分野が伸びる可能性十分にある」と、分析を示した。



同社製品のラインナップと位置付けを示すスライド
同社製品のラインナップと位置付け

なお、BIG-IP v9シリーズには、独自のトラフィック管理OS“TM/OS”を採用している。しかし、FirePassやTrafficShieldにはもともと別会社の製品であったため、それぞれ独自のOSが採用されている。今後すべての製品に“TM/OS”を導入し、プラットフォームの共通化を図るという。導入時期はFirePassが今年10月、TrafficShieldは今年9月とし、今後すべての機能を“TM/OS”上に統合した製品も予定しているという。

今後のロードマップを示すスライド
今後のロードマップ。すべての製品にTM/OSを導入する予定

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