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プラネックスコミュニケーションズ、オートプロビジョニング機能に対応したIP電話機『VTL-ST02H』など2製品を発売

2004年12月08日 00時00分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は8日、オートプロビジョニング機能をサポートしたSIP対応IP電話機『VTL-ST02H』と、アナログ電話機をIP電話として利用するためのSIP対応メディアTA『VTL-TA02X』を発売すると発表した。価格はオープン。直販サイト“PLANEX Direct”では、『VTL-ST02H』を2万2800円、『VTL-TA02X』を1万8800円で販売する。

『VTL-ST02H』
『VTL-ST02H』

『VTL-ST02H』は、LANケーブルを接続して電源を入れるだけで、IP電話サービスを利用するためのアカウントIDなどの情報をサーバーから自動でダウンロードして設定するオートプロビジョニング機能に対応したIP電話機。プロトコルはSIPに対応しており、符号化には“G.711μ/a”(64kbps無圧縮)と“G.729a”(8kbps圧縮)などを採用。WANプロトコルはPPPoEに対応しており、DHCPクライアントや固定IPに対応。VLANやQoS(ToS)にも対応している。複数のラインキー(最大10)や短縮ダイヤルなどの機能も用意されている。

インタフェースは10/100BASE-TX×2(Hub機能対応)を装備する。本体サイズは幅170×奥行き220×高さ100mm、重量は900g(スタンド込み)。電源は専用ACアダプター(DC5V)を利用し、消費電力は最大2.5W。利用には約100kbpsのインターネット接続の帯域が必要で、DHCPサーバーからIPアドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーアドレスなどが自動割り当てできること、FTPを利用できることなどが条件となる。同製品には、エムトゥエックス(株)が提供しているプロビジョニングサーバーとIP電話サービス“M2X TaRaBa”の30日間無償アカウントも付属する。

『VTL-TA02X』『VTL-TA02X』

『VTL-TA02X』は、アナログ電話回線とアナログ電話機、LANを接続することで、既設の電話機/交換機をそのまま利用してIP電話を利用できるようにするアダプター。一般/アナログ電話の着信をIP電話に転送する“M2X Call Forker(同時着信)機能”を搭載しており、アナログ電話の着信を任意の“M2X TaRaBa”番号のIP電話機で受けられるため、アナログ回線の電話番号をIP電話の着信用電話番号として利用できるという。また、停電時やLANが利用できない場合に、アナログ回線側に自動で迂回する機能も搭載している。基本的なIP電話機能は『VTL-ST02H』と同等で、インターフェースは10/100BASE-TX×2とRJ-11×2を装備する。本体サイズは幅155×奥行き205×高さ205mm、重量は395g(スタンドを除く)。電源は専用ACアダプター(DC12V)を利用し、消費電力は最大5.13W。

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