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ETJP、ENUMトライアルの第2次報告書を公開

2004年11月11日 19時01分更新

文● 編集部

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ENUMトライアルジャパン(ETJP)は11日、“ENUMトライアルジャパン第2次報告書”を公開したと発表した。“ENUM”とは、電話番号を利用してインターネット上のさまざまな通信サービスへの統一的なアクセスを可能とする仕組み。IP電話など、既存の電話網とインターネットとの間を相互接続するサービスなどで利用する、世界的に大きな関心を集めている技術のひとつである。

技術的にはENUMそのもののプロトコル仕様についてはおおむね合意が得られ、現在はENUMの普及を図る際に考慮すべき、さまざまな事項についての議論が進められている段階だ。そのなかでも特に、セキュリティとプライバシーに関する部分が実用化への大きな課題となっている。その意味で、今回のETJPの報告書の中では、“プライバシ・セキュリティWG”がまとめた報告は重要だ。IP電話をサービスとして提供しているISPなどがENUMを使ったサービスを提供する際に参考にする、または個人情報がどのような形で保護されるかに関心のあるユーザーは目を通しておいたほうがいいだろう。

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