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エムコマース、指紋認証機能を搭載したUSBフラッシュメモリー『BioSlimDisk iCool』を発売

2004年11月09日 00時00分更新

文● 編集部

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エムコマース(株)は9日、指紋認証装置とマイクロプロセッサーを内蔵し、あらかじめ登録した指紋データによる本人認証が行なえるUSBフラッシュメモリー『BioSlimDisk iCool』の販売を同日付けで開始すると発表した。11月下旬に出荷の予定。価格はオープン。編集部による予想販売価格は1万5000円前後。

製品イメージ
『BioSlimDisk iCool』

『BioSlimDisk iCool』は、フラッシュメモリー内に登録された指紋データと、指紋センサー(静電容量式、解像度は508dpi)から入力された指紋データにより、機器内部で認証を行なうのが特徴。指紋データの照合方式には特徴点抽出方式を採用し、本人拒否率(FRR)が0.1%、他人誤認率(FAR)が0.001%で、特徴点データを扱うため、指紋画像が残らず、プライバシー保護も可能としている。また、付属するセキュリティーソフト『BioSlim Gateway Plus!』を利用することで、指紋認証でWindowsのログオンやスクリーンセーバーのロック解除や、暗号化された仮想ディスクの利用のほか、『BioSlimDisk iCool』を所有者情報を格納した鍵として使うこともできるという。

USBフラッシュメモリーの容量は標準が128MBで、256MB/512MB/1GBをサポート。インターフェースUSB 2.0/1.1に対応し、USBバスパワーで動作する。本体サイズは幅88×奥行き13×高さ38mm、重量は29g。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。

同社ではアプリケーションソフトに組み込むための開発キット(SDK)や、既存の認証システムとの連携ソフトなども順次製品化する予定という。なお、製品の販売は、三谷商事(株)、(株)プロトン、(株)バーテックスリンク、(有)メディアプロなどのパートナー経由で行なう。

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