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待望のPCI Express×16対応“RADEON X800 XT”カードがASUSTeKから発売に!!

2004年08月25日 21時41分更新

文● 増田

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 現在のところPCI Express×16対応RADEONシリーズとしては最上位モデルとなる、“RADEON X800 XT”を搭載したビデオカード「Extreme AX800XT/2DT」がASUSTeKから登場した。

Extreme AX800XT/2DT パッケージ
現状では間違いなくPCI Express×16対応ビデオカード最強の製品となる“RADEON X800 XT”搭載の「Extreme AX800XT/2DT」パッケージは相変わらず騎士の美少女が目印

 “RADEON Xx00”シリーズは、すでに“RADEON X800 XT Platinum Edition”まで発売されているAGP版に比べ、PCI Express×16版はこれまで“RADEON X600 XT”が最上位と少々出遅れ気味だった。これは、なにもATI“RADEON”に限った話ではなく、NVIDIA“GeForce 6”シリーズにも共通して言えること。最新のLGA775対応マザーにCPU、さらにDDR2メモリまで揃えたのに、ビデオカードが“RADEON X600 XT”、もしくは“GeForce PCX 5900”というのでは、ハイエンド志向のユーザーやゲーム好きユーザーにとってはまさに致命的だ。
 そんな中登場した「Extreme AX800XT/2DT」は、現状では間違いなくPCI Express×16対応ビデオカード最強の製品。前述のような理由で、LGA775に移行しなかったユーザーや、すでに導入したもののビデオカードの性能に不満だったユーザーにとっても注目の製品といえるだろう。

カード裏面 インターフェイス
カード裏面にはヒートシンクの類は装着しない。ちなみに採用するGDDR3はSAMSUNG製“K4J55323QF-GC20”デュアルDVIにTV-OUTというインターフェイス

 ATIのウェブサイトによるとPCI Express×16に対応した“RADEON X800”シリーズは、上位モデルの“RADEON X800 XT Platinum Edition”と“RADEON X800 XT”の2種類。AGP版もある“RADEON X800 XT Platinum Edition”と異なり、“RADEON X800 XT”はPCI Express×16のみとなるようだ。なお、両者の違いはコア/メモリクロックで“RADEON X800 XT Platinum Edition”の520MHz/1.12GHzに対し、“RADEON X800 XT”は500MHz/1GHzとなる。
 カード本体は、同社の“RADEON X800 XT Platinum Edition”搭載モデル「AX800XT/TVD/N/256M/A」とは異なり、シールなどが貼られていないシンプルなデザイン。デュアルDVIにTV-OUTというインターフェイスに、GDDR3メモリを256MB搭載している。また6ピンの外部電源コネクタを装備し、専用ケーブルも付属。同社お馴染みの30万画素のUSBウェブカメラも付く。本日入荷を確認したのは高速電脳で、価格は8万640円。ただし、すでに完売。なお、ツクモパソコン本店では、明日少量入荷を予定しているとのことだ。

外部電源コネクタ 付属品
6ピンの外部電源コネクタを装備し、専用ケーブルも付属付属品は30万画素のUSBウェブカメラやソフト類、ケーブル類と豊富
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