![]() |
![]() | |
---|---|---|
PCI Express×16に対応したRADEONシリーズとしては、ローエンドモデルとなる製品 | 初の“RADEON X300”搭載ビデオカードはSIGMACOM |
SIGMACOMから、初の“RADEON X300”搭載ビデオカード「SIGMA RADEON X300 Revolution」が発売された。PCI Express×16に対応したRADEONシリーズとしては、ローエンドモデルとなる製品だ。
![]() |
![]() | |
---|---|---|
“RADEON X300”搭載ビデオカード「SIGMA RADEON X300 Revolution」 | “RADEON X300”と“RADEON X300 SE”の違いは、メモリのバス幅で、前者が64/128bit両対応、後者が64bit対応。ちなみに今回の製品は128bit対応 |
ATIが発表しているPCI Express×16対応のRADEONシリーズは全部で6チップ。上位モデルから“RADEON X800 XT Platinum Edtion(コア520MHz/メモリ1.12GHz)”、“RADEON X800 XT(コア500MHz/メモリ1GHz)”、“RADEON X600 XT(コア500MHz/メモリ740MHz)”、“RADEON X600 Pro(コア400MHz/メモリ600MHz)”、“RADEON X300(コア325MHz/メモリ400MHz)”、“RADEON X300 SE(コア325MHz/メモリ400MHz)”というラインナップだ。このうち“RADEON X600 XT”と“RADEON X600 Pro”を搭載した製品はすでに発売されている。
今回登場した“RADEON X300”の特徴は、製造プロセスルール(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company=TSMCが製造)。上位モデルの“RADEON X800 XT”や“RADEON X600”シリーズがLow-k膜(低誘電体層絶縁膜)の0.13μmプロセスで製造されるのに対して、“RADEON X300”シリーズは同じくLow-k膜の0.11μmプロセスで製造される。これにより、低コストでの製造が可能になり、ローエンドモデルに最適なロープロファイル仕様やファンレス仕様の製品の設計が可能となっているという。なお、コア/メモリクロックが同じ“RADEON X300”と“RADEON X300 SE”の違いは、メモリのバス幅で、前者が64/128bit両対応、後者が64bit対応のみとなる。
![]() |
![]() | |
---|---|---|
インターフェイスはVGA、DVI、TV-OUTという構成 | 付属品にはケーブル類のほか日本語マニュアルも付く |
カード本体は、以前こちらでも紹介したサンプル版とは若干異なるもので、小型のチップクーラーには赤いものを採用している。搭載メモリはDDR128MBのHynix製“HY5DU281622ET-4”で、128bit対応。インターフェイスはVGA、DVI、TV-OUTという構成だ。また付属品には、代理店である株式会社アイティーシーの保証書とドライバCD、日本語マニュアル、Sコンポジット変換ケーブルが付く。本日入荷を確認したのはクレバリー1号店で、価格は1万3408円。ローエンドモデルとなるが、PCI Express×16に対応したビデオカードとしては“GeForce PCX 5300”搭載製品と並んで安いものとなっている。
【関連記事】
