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インフォシティ、6チャンネル同時に9日間の録画が可能な大容量ビデオレコーダー『TeraTANK-LE』を発売

2004年08月17日 23時35分更新

文● 編集部

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(株)インフォシティは17日、コンシューマー向けの大容量ビデオレコーダー『TeraTANK-LE(Light Edition)』のオンライン販売を11日に開始したと発表した。価格は84万円。

『TeraTANK-LE』
『TeraTANK-LE』

『TeraTANK-LE』は、同社の放送業務向け同時録画システム“TeraTANK”を基盤とした製品で、ハード/ソフトの機能と保守プログラムなどを見直すことで個人向けに低価格化したもの。テレビ放送の6チャンネルぶんを同時に自動的にすべて9日間録画し続け、古くなった番組から自動的に削除する機能を搭載する。録画された映像はLANで接続されたパソコンから選択して視聴することができる。システムは本体×2台(TTLE-U1、TTLE-U2)と専用ビューワーソフト『TeraVIEWER』で構成され、本体には300GBのHDDが3台ずつ格納されている。

録画は、6台の内蔵TVチューナー(VHF:1~12、UHF:13~62、CATV:c13~c63)または外部入力(S-Video/コンポジット)に対応しており、1チャンネルごとに1台のHDDを利用する。期間を過ぎたものは1分単位で自動削除される。ハードウェアMPEG-2エンコーダーを搭載しており、録画時のビットレートは映像が2.5Mbps、音声が224kbps(チャンネルごとに変更可能)。解像度は720×480ドット/352×480ドット。本体サイズは幅143×奥行き360×高さ345mm、重量は約9.6kg。入力端子は、S-Video×6、コンポジットビデオ×6、アナログ音声(L&R)×6、RF(F型)×6(分配器同梱)を装備し、LANポートは10/100BASE-TX×3を搭載する。電源はAC100Vで、消費電力は最大250W(通常使用時約153W)。

『TeraVIEWER』は、電子番組表(ADAMS-EPG+)や日時指定などによる頭出し機能や、ジャンル/出演者/キーワードなどによる検索機能、1~60倍速の早送り/巻き戻し機能、7秒~1日間隔でシーンを前後に移動できるジャンプ機能、サムネイル付きブックマーク機能などを搭載し、任意の映像をパソコンに保存することも可能(MPEG-2形式)。パソコンは同時3接続まで対応しており、それぞれ別のチャンネルを視聴することができる。対応OSはWindows XP。InternetExplorer Version 6.0以降、DirectX 9.0b以降が必要。対応機種はPentium III-1.0GHz以上を搭載したPC/AT互換機。

同社ではTVから視聴可能なリモコン対応STB(セットトップボックス)の発売も予定しているという。

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