このページの本文へ

日本ネットワーク・アプライアンスとミラクル・リナックス、NAS・SANによるテラバイト級ファイルサーバーの動作検証実施

2004年07月28日 21時16分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ネットワーク・アプライアンス(株)とミラクル・リナックス(株)は28日、Linuxをベースとした大規模ファイル・サーバ構築で協業することを発表し、6月30日に実施したNAS、SANによるテラバイト級ファイルサーバーの動作検証について公表した。

両社は6月30日にミラクル・リナックスが日本市場に提供を開始した『MIRACLE LINUX V3.0 - Asianux Inside』とネットワーク・アプライアンスのNetAppFilerの動作検証を実施した。具体的には、NetApp FilerをiSCSIで接続する動作検証、4TBを超えるディスクを単一のマウントポイントとして利用する動作検証、XFSとLVM(ロジカル・ボリューム・マネージャ)を組み合わせた高性能で柔軟なシステム運用の動作検証、ミラクル・リナックスが独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の実施する“オープンソフトウェア活用基盤整備事業”の支援を受け開発した『Samba3.0国際化版』とNetApp Filerの動作検証が実施され、NetAppのNAS・SAN環境における大規模システムの構築やサーバ統合への適用が可能なことが確認したとしている。加えて、今回の動作検証により、SambaとOpenLDAPによるWindowsサーバの代替ソリューションの提供や、Linuxをベースとしたテラバイト単位の大規模なファイル・サーバの構築が可能になることが確認された。

カテゴリートップへ