(株)ステラクラフトはRADIUS認証サーバ“Enterpras”シリーズに、GUIできめ細かい認証/認可管理が行なえるエンタープライズ向けの新製品『Enterpras Std 1.2』を追加し、出荷を開始した。通常認証、MACアドレス認証もサポートすることで、企業や学校などにおけるさまざまなユーザ認証を統合管理でき、ユーザ毎に加えてグループ単位でも認証/認可制御が可能。所属する部署によってVLANを切り替えるといった管理をGUI画面から簡単に行なうことができる。
ユーザ情報のリポジトリは、標準で提供されるローカルファイル形式のほか、外 部のLDAPサーバなどと組み合わせることが可能で、他システムと連携した認証システムも構築することができる。クライアント証明書を用いたEAP-TLS認証に関しては、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFirstPassにも対応。その他、出力ログの検索機能、特定のログが出力された際にメールで通知する機能やプライベートCAの構築ツールなどを提供する。価格は25万2000円(本体/登録ユーザ数:~30人)から。対応OSはRed Hat Enterprise Linux 3.0シリーズ、Red Hat Professional Workstation、Turbolinux Enterprise Server 8、Turbolinux 8 Server、Turbolinux Appliance Server 1.0、Solaris 8、Solaris 9。