このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

コニカミノルタ、光学12倍レンズと手ぶれ補正機構を搭載した400万画素デジタルカメラ『ディマージュ Z3』など3機種を発表

2004年07月07日 13時32分更新

文● 編集部 新海宏一郎

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
『ディマージュ X50』
『ディマージュ X50』

『ディマージュ X50』のレンズ機構
『ディマージュ X50』のレンズ機構。従来の縦駆動のレンズ機構から、横駆動のレンズ機構に変更されている
ディマージュ X50は、2月に発表した『コニカミノルタ DiMAGE(ディマージュ) Xg』の後継機種にあたり、レンズの出ない“フラットズーム”を搭載する初中級者向けコンパクトデジタルカメラ。新たに有効500万(総540万)画素CCDや、約0.5秒で起動する“ジェットスタート”(Xgは0.8秒)、“ポートレート”や“マクロ”などの最適な撮影モードを自動選択する“フルオートシーンセレクター”などを搭載する。今回のモデルチェンジで、“インナーズームユニット”の位置は、本体中央部分に移り、従来の上下駆動方式から左右駆動方式に変更された。同社では、他社からも小型薄型のデジタルカメラが多く出荷されており、今後もさらにその流れは大きくなるものとして設計変更したという(Xgより幅が約2mm、高さで約5mmコンパクトになるかわりに、奥行きは約3.5mm厚くなっている)。Xgから引き続き搭載する機能としては、画像処理技術“CxProcess II”や、長時間の音声付き動画が撮影できる“ロングムービー”機能、夜間や暗い場所でも動画を撮影できる“ナイトムービー”機能などがある。



『ディマージュ X50』背面
『ディマージュ X50』背面

主な仕様は、撮像素子に1/2.5インチ有効500万(総540万)画素CCDを、レンズに9群11枚構成の光学2.8倍ズームレンズを搭載する(Xgは3倍)。デジタルズームとの併用で最大12倍まで対応。焦点距離はf=6.1~17.1mm(35mmフィルムカメラ換算時:37~105mm相当)。レンズの明るさを示すF値は2.8~5.0。シャッター速度は4~1/1000秒。ISO感度はAUTO/50/100/200/400。連写速度は毎秒1.9コマで、最大4枚(2560×1920ドット)撮影可能。静止画の記録解像度は最大2560×1920ドットで、記録フォーマットはJPEG形式(DCF 1.0/DPOF Ver.1.1/Exif 2.2準拠)。動画撮影は、320×240ドット毎秒30/15フレームの音声付き動画をメディアいっぱいまで連続記録可能。記録フォーマットはMotion JPEG圧縮のQuickTime形式となる。



『ディマージュ X50』のカラーバリエーション
『ディマージュ X50』のカラーバリエーション。左から“フレッシュシルバー”“スイートレッド”“グラファイトブラック”

記録メディアはSDメモリーカード/MMC。本体には16MBのSDメモリーカードが付属する。2.0インチTFT液晶ディスプレー(約11万5000画素)を搭載する。バッテリーはリチウムイオン充電池を使用し、撮影可能枚数はXgから減り約150コマ(カメラ映像機器工業会CIPA準拠での測定値、Xgは約220コマ)。側面にはUSB端子(最大転送速度12Mbps)を備え、PictBridgeにも対応する。本体カラーは、“フレッシュシルバー”“スイートレッド”“グラファイトブラック”を用意する。本体サイズと重量は、幅83.5×奥行き23.5×高さ62.0mm/約125g(電池/メディア別)。USBケーブル、画像管理ソフト『DiMAGE Viewer』などが付属する。

『ディマージュ X31』
『ディマージュ X31』

ディマージュ X31は、2月に発表した『コニカミノルタ DiMAGE(ディマージュ) X21』の後継機種にあたり、X50と同様の“フラットズーム”を搭載する初心者向けコンパクトデジタルカメラ。新たに有効320万(総330万)画素CCDなどを搭載する。従来同様、約1.0秒で起動する“ジェットスタート”、画像処理技術“CxProcess II”、簡単に合成写真が撮れる“合成撮影”モード、メモリーいっぱいまで動画が撮れる“ロングムービー”モードなどを搭載する。

『ディマージュ X31』背面
『ディマージュ X31』背面

主な仕様は、撮像素子に1/3.2インチ有効320万(総330万)画素CCDを、レンズに9群10枚構成の光学3倍ズームレンズを搭載する。デジタルズームとの併用で最大12倍まで対応する。焦点距離はf=4.7~14.1mm(35mmフィルムカメラ換算時:36~108mm相当)。レンズの明るさを示すF値は2.8~3.7。シャッター速度は4~1/500秒。ISO感度はAUTO(50~200相当)。連写速度は毎秒1.2コマで、最大4枚(2048×1536ドット)撮影可能。静止画の記録解像度は最大2048×1536ドットで、記録フォーマットはJPEG形式(DCF 1.0/DPOF Ver.1.1/Exif 2.2準拠)。動画撮影は、320×240/160×120ドットで毎秒15フレームの音声付き動画をメディアいっぱいまで連続記録可能。記録フォーマットはMotion JPEG圧縮のQuickTime形式となる。

記録メディアはSDメモリーカード/MMC。本体には16MBのSDメモリーカードが付属する。1.5インチTFT液晶ディスプレー(約7万6000画素)を搭載する。バッテリーは単3アルカリ電池×2本もしくはオプションの単3ニッケル水素充電池×2本を使用し、撮影可能枚数はアルカリ電池使用時が約90コマ、ニッケル水素では約230コマ(カメラ映像機器工業会CIPA準拠での測定値)。側面にはUSB端子(最大転送速度12Mbps)を備え、PictBridgeにも対応する。本体サイズと重量は、幅86.0×奥行き24.5×高さ67.0mm/約115g(電池/メディア別)。単3アルカリ電池×2、USBケーブル、画像管理ソフト『DiMAGE Viewer』などが付属する。



前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン