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SIGMACOM製“RADEON X600 PRO”カード。いきなりファンレス版での登場となる予定 |
SIGMACOM製の“RADEON X600 PRO”“RADEON X300”カードのサンプルがTSUKUMO eX.に入荷した。SIGMACOM製“RADEON”シリーズカードといえば同社製クーラーを搭載したファンレス仕様でお馴染みだが、今回の製品でも“RADEON X600 PRO”カードが同様の冷却機構を採用しており、いきなりファンレス版として登場する予定。
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カード基板にはコードネームの“R380”の文字が | 裏面。ヒートパイプを採用したクーラにより、直下のPCIスロットには干渉しない |
これまで“RADEON X600”シリーズカードは、Sapphire製“RADEON X600 PRO”カードやASUSTeK製“RADEON X600 XT”カードといったところが展示されている。今回のSIGMACOM製の“RADEON X600 PRO”カードは基板レイアウトを見ると前2製品と比べややすっきりした印象。搭載されているファンレスクーラーは、単品で販売されている同社製品2種類のうち小型の「SIGMA-HS02」と同等品と見られ、直下のPCIスロットに干渉しない薄型のもの。インターフェイスはD-Sub、DVI、S-Video Out。VRAM容量を含めたスペックは現在のところ不明となっている。
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SIGMACOM製“RADEON X300”カード。こちらのクーラーは小型ながらファン付き | “RADEON X300”GPU |
対して、“RADEON X300”カードはファンレスというわけではなく、クーラーは小型ながらファン付きとなっている。“RADEON X600”と同様、“RADEON X300”に関してもATIからは詳細なスペックは公開されておらず詳細は不明だが、新“RADEON”シリーズのうちローエンドを担うGPUとなる。インターフェイスはD-Sub、DVI、S-Video Out。
もちろん、いずれの製品ともPCI Xpress対応。価格は未定ながら、発売は来週予定との事。現在TSUKUMO eX.で展示中だ。
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