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エー・アイ・ソフト、フォトムービー作成ソフト『デジカメde!!ムービーシアター』を発表――『デジカメde!!同時プリント8』も

2004年05月31日 23時36分更新

文● 編集部

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エー・アイ・ソフト(株)は28日、デジタルカメラの写真(フォト)に各種の効果を施して演出し、動画(ムービー)のようにDVDプレーヤーなどで閲覧できる“フォトムービー”を作成するソフト『デジカメde!!ムービーシアター』を6月25日に発売すると発表した。価格は9800円(税別)。併せて、ホームDPEソフト『デジカメde!!同時プリント8』と、同ソフトにアルバム作成ソフト『デジカメde!!ベストアルバム3』を同梱した『デジカメde!!同時プリント8アルバムパック』を発売する。価格は、『デジカメde!!同時プリント8』が6800円(税別)、『デジカメde!!同時プリント8アルバムパック』が8800円(税別)。

『デジカメde!!ムービーシアター』『デジカメde!!ムービーシアター』

『デジカメde!!ムービーシアター』は、複数の静止画に動きなどの演出を付けて、写真をDVDビデオのように鑑賞できる“フォトムービー”を作成するソフト。写真を選び゛用意されている各種の“演出テンプレート”を選択すれば、自動演出構成技術“PICSLIVE”(ピクスライブ)により、自動でフォトムービーが作成されるのが特徴。写真の中に写っている人や物など、強調したい個所を指定することでズームアップなどが行なわれる“注目エリア設定”も可能。演出テンプレートには、“バラエティ”(2種類)、“ミュージッククリップ風”、“二人の足跡”、“結婚式”、“旅行記”、“絵本”などのテーマのものが用意されており、テーマに合ったBGMなども収録されている(読み込みも可能)。演出テンプレートはプロの映像作家が作成したという。完成したフォトムービーは、DVDライティング機能により、直接DVD±R/±RWにDVD-Video形式で書き込むことができる。AVIやMPEG-2形式で保存することも可能。

対応している画像形式は、JPEG、BMP、TIFF、PNG、PCX、FlashPIX、PhotoCD、GIF、MacPaint、Photoshop、PICT、QuickTime Image、SGI、Targa、デジカメde!!フォト工房PREMIUM形式。音声入力はWAV、MP3に対応(44.1k/48.0kHz)。出力形式は、DVD-Video(NTSC/PAL)、MPEG-2/-1、AVI。対応出力機器は、DVD±R/±RWドライブ。対応OSはWindows XP/2000 Professional。対応機種は動作クロック周波数が800MHz以上(1.0GHz以上推奨)、256MB以上(512MB以上推奨)を搭載したモデルで、DVD作成時は最大5GBのHDD空き容量が必要。製品パッケージには、ホームDPEソフト『デジカメde!!同時プリント8』から補正/印刷機能の一部を削除した簡易版の『デジカメde!!同時プリント8Mini』が同梱される。

『デジカメde!!同時プリント8』 『デジカメde!!同時プリント8アルバムパック』
『デジカメde!!同時プリント8』『デジカメde!!同時プリント8アルバムパック』

『デジカメde!!同時プリント8』は、ホームDPEソフト“デジカメde!!同時プリント”の最新版で、画像の修正機能を強化したのが特徴。新たに写真修正技術“PhotoCURE”(フォトキュア)を搭載したことで“手ぶれ補正機能”、“ピンぼけ補正機能”、“手動逆光補正機能”を利用できるようになった。手ぶれ補正は、手ぶれの方向と大きさを自動的に検出して写真を補正できる機能で、夜景の補正向けの“夜景モード”や、方向と大きさを指定できる“手動モード”も用意されている。ピンぼけ補正は、輪郭がぼけてしまった写真からくっきりしたプリントを作成する機能。手動逆光補正は、自動修正で直せなかった逆光写真を“明るさ”と“彩度”の操作で補正する機能で、“白とび”を現象を低減する機能も用意されている。そのほか、コンパクタイプのデジタルカメラや携帯電話機のカメラで撮影した画像のノイズを低減する“ノイズ除去機能”や、クローズアップで目立つ顔のしみやニキビを自然に隠すという“しみ抜き機能”なども用意されている。また、全自動写真修正技術の最新版“PhotoFAIR6”(フォトフェア)も搭載しており、一括自動修正、シーン別自動修正、領域指定自動修正などの機能を搭載。修正情報の保存も行なえる。

従来同様、プリントまでの流れを分かりやすくするために、“同時プリント”“インデックスプリント”“アルバム・レポート”“ポストカード”“シール”“カレンダー”“名刺”“ポスター”の8種類のプリントコースが用意されおり、ステップ形式でプリントまで行なえるようになっている。写真データの管理も、“フィルム”や“フィルムケース”といった直感的な操作が行なえるGUIを採用したという。

入力はデジタルカメラ(メモリーカード/マイクロドライブ)やスキャナー(フィルム/フラットベッドほか)に対応。画像形式は、JPEG、BMP、TIFF、PNG、PCX、FlashPIX、PhotoCD(読み込み)、GIF(読み込みのみ)、MacPaint、Photoshop、PICT、QuickTime Image、SGI、Targa、デジカメde!!フォト工房PREMIUM形式(読み込み)をサポートしており、QuickTime、DV、MPEG-1、AVIなどの動画もサポートする。対応OSは、Windows XP/2000 Professional/Me/98 SE。

同社では、3月に発表した“デジタル暗室ソフト”の最新版に、作品作りのノウハウを紹介したガイドブックを同梱した『デジカメde!!フォト工房PREMIUM ガイドブック付き』を6月11日に発売することも発表した。価格は1万6800円(税別)。

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