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米トランスメタ、Efficeonプロセッサーに実行保護対応のNX機能を搭載すると発表

2004年05月17日 22時53分更新

文● 編集部

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米トランスメタ社は現地時間の17日、2004年中期以降に出荷予定の“Efficeon(イフィシオン)”マイクロプロセッサーに、セキュリティー機能として“No eXecute(実行不可)”(通称:NX)を搭載すると発表した。

これは米マイクロソフト社が今後市場に投入するWindows XP Service Pack 2に搭載予定の統合ウイルス防護機能“Execution Protection(実行保護)”と組み合わせて利用するセキュリティー機能。同機能では、データ用のメモリー領域から悪意のあるコードの実行が試みられた場合、すぐにコンピューターを停止できるのが特徴。

同社では、x86命令をEfficeonのVLIW(Very Long Instruction Word)命令(256bit)に変換する『Code Morphing(コード・モーフィング)ソフトウェア』によりExecution Protectionに対応するとしており、プロセッサーの回路の変更が必要ないことをメリットとして挙げている。

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