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アドビシステムズ、『After Effects』『Premiere Pro』『Encore DVD』『Audition』をバージョンアップ――『Premiere Pro 1.5』にはアクティベーションを装備

2004年04月20日 12時21分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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アドビシステムズ(株)は20日、動画加工ソフト『Adobe After Effects(アドビアフターエフェクツ)』、動画編集ソフト『Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)』、DVDオーサリングソフト『Adobe Encore DVD(アドビアンコールディーブイディー)』、音声編集加工ソフト『Adobe Audition(アドビオーディション)』の4製品をバージョンアップすると発表した。いずれも本日より同社直販サイト“アドビストア”で予約を開始し、6月上旬に発売を予定している。これらは、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているデジタル放送メディアに関する総合展示会“NAB 2004”に合わせて、世界同時に発表したもの。各新バージョンの名称とアドビストアでの販売価格は以下のとおり。

Adobe After Effects 6.5 Professional日本語版(Windows版/Mac OS版)
通常版:15万5400円
アップグレード版:1万290円(After Effects 6.0 Professionalからのアップグレード)
アップグレード版:3万6750円(After Effects 5.5 Professional以前からのアップグレード)
Standardからのアップグレード版:7万1400円(After Effects 6.0 Stanadard以前からのアップグレード、アドビストアでのみ販売)
アカデミック版:6万2790円

Adobe After Effects 6.5 Stanadard日本語版(Windows版/Mac OS版)
通常版:10万2900円
アップグレード版:1万290円(After Effects 6.0 Stanadardからのアップグレード)
アップグレード版:2万6250円(After Effects 5.5 Stanadard以前からのアップグレード)
アカデミック版:4万1790円

Adobe Premiere Pro 1.5日本語版(Windows版)
通常版:9万2400円
アップグレード版:1万290円(Premiere Proからのアップグレード)
アップグレード版:2万6250円(Premeire 6.5以前からのアップグレード)
Premeire LEバンドル版からのアップグレード版:3万9900円(アドビストアでのみ販売)
Premeire LE通常版からのアップグレード版:8万4000円(アドビストアでのみ販売)
アカデミック版:3万4650円

Adobe Encore DVD 1.5日本語版(Windows版)
通常版:7万1400円
アップグレード版:1万290円(Encore DVDからのアップグレード)
アカデミック版:3万4650円

Adobe Audition 1.5日本語版(Windows版)
通常版:3万9900円
アップグレード版:8190円(Auditionからのアップグレード、アドビストアでのみ販売)
Cool Edit Pro/2000からのアップグレード版:2万790円(アドビストアでのみ販売)
アカデミック版:1万8900円

『Adobe Video Collection 2.5 Professional/Standard』のパッケージ
上記の4製品などをまとめた『Adobe Video Collection 2.5 Professional/Standard』のパッケージデザイン

Adobe Video Collection 2.5 Professional日本語版(Windows版)
(After Effects 6.5 Professional/Premiere Pro 1.5/Encore DVD 1.5/Audition 1.5、および『Adobe Photoshop CS』のセット)
通常版:26万400円
Video Collection Professionalからのアップグレード版:2万7300円(アドビストアでのみ販売)
Video Collection Standardからのアップグレード版:12万3900円(アドビストアでのみ販売)
After Effects 6.0 Professionalからのアップグレード版:18万6900円(アドビストアでのみ販売)
アカデミック版:12万6000円

Adobe Video Collection 2.5 Standard日本語版(Windows版)
(After Effects 6.5 Standard/Premiere Pro 1.5/Encore DVD 1.5/Audition 1.5のセット)
通常版:15万5400円
上記構成製品の単品からのアップグレード版:12万3900円(アドビストアでのみ販売)
Video Collection Standardからのアップグレード版:2万7300円(アドビストアでのみ販売)
アカデミック版:7万6440円



新たに60種類のエフェクトを追加し、より高速に制作
『Adobe After Effects 6.5』

『Adobe After Effects 6.5 Professional/Standard』のパッケージデザイン
『Adobe After Effects 6.5 Professional/Standard』のパッケージデザイン

静止画に加工編集処理を施すAdobe Photoshopに対して、Adobe After Effectsは動画(連続する静止画)に各種フィルタリングやエフェクトなどを掛けていく動画加工ソフトと呼ばれる製品。最新バージョン(6.5)におけるProfessionalとStandardの違いは、標準で用意されているエフェクトの種類や、一連の加工操作を記録しておき異なる動画に同様の処理を繰り返す“スクリプティング機能”の有無、文字や別の画像(サブピクチャー)を重ね合わせる際の動きを制御する“モーショントラッカー”機能の設定項目、色情報をRGB各16bit(6万5536段階)で計算しておき、最終的に8bit(256段階=約1677万色)で出力することで、色の濃淡(グラデーション)などの表現をより滑らかに行なう16bitカラー対応、など。そのほかの基本的な動画加工・編集機能は共通。

Adobe After Effects 6.5のメイン画面
Adobe After Effects 6.5のメイン画面

6.5では、コピー&スタンプツールなどの強化やほかのAdobe製品との連携機能強化によって生産性の向上させるとともに、60種類の新しいエフェクトを追加し、表現力の向上を図ったという。コピー&スタンプツールでは、コピー元となる画像を半透明で重ね合わせることにより、効果を確認しながら適用範囲を指定できる“オニオンスキン”をサポートした。また、誤った操作を取り消す“消しゴム”ツールも強化され、指定したレイヤー(階層)全体を一回の操作で消したり、最後の操作(ペイントストローク)のみを取り消すことが可能になった。

60種類の新たなエフェクトは、スウェーデンのCycore社からライセンスを受けたビジュアルエフェクトで、煙や花火の表現を行なう“Particle World”、光線が画面を走査するような効果を与える“Light Burst/Light Sweep”などを収録。さらに、従来は別売だった色補正ツール“ColorFinesse”を標準搭載(Professionalのみ)。日陰部分の黒つぶれした映像の補正が可能になったほか、より少ない操作手順で多くの映像を最適化するために“自動レベル補正/自動カラー補正/自動コントラスト”の簡易補正機能も搭載されている(簡易補正機能はProfessionalのみ)。

強化されたコピーツール 色補正機能も強化されている
強化されたコピーツール。コピー元画像とコピー先を透かしながら編集する“オニオンスキン”機能が搭載された同じく色補正機能も強化され、従来は別売だった補正用プラグイン“ColorFinesse”が標準搭載されている

Adobe製品との連携機能では、DVDオーサリングソフトEncore DVDで作成したDVDメニューを読み込むと、ボタンの配置や機能などの属性情報を保持したまま加工、保存、Encore DVDへの受け渡しが可能。また、Photoshop 7.x以降のパス情報付きテキスト(指定されたベクトルに沿って文字が並ぶ)を読み込むと、パス情報とテキスト情報のそれぞれ個別に編集加工が行なえる。

このほか、IEEE 1394(FireWire)で接続したビデオカメラなどを経由して、ビデオカメラの液晶ディスプレーやTVでプレビュー表示が可能になり、編集結果を確認しながらの操作が可能。より高速なレンダリングを求める声には、最大40個のCPUを併用して高速レンダリングを行なう“グリッドレンダリング”機能をサポートしたほか、Pentium 4のマルチメディア向け命令群“SSE2”や1つのCPUで2つの命令を同時実行する“HTテクノロジ”、PowerPC G5への最適化を行ない、単独CPUでも6.0よりレンダリング速度が向上しているという。

対応OSは、Windows版がWindows 2000(SP4以上)以上/XP SP1以上、Mac OS版がMac OS X 10.3.2。動作環境はWindows版の場合、CPUがPentium III-800MHz以上(HTテクノロジ対応Pentium 4またはXeonプロセッサーを推奨)、メモリー128MB以上、HDD 150MB以上(インストール時)+500MB以上(作業時)、OpenGL対応グラフィックスアクセラレーターカードを推奨。Mac OS版は、CPUがPowerPC G3/G4/G5(G5またはG5デュアルプロセッサーを推奨)、メモリーは128MB以上、HDD 150MB以上(インストール時)+500MB以上(作業時)、OpenGL対応グラフィックスアクセラレーターカードを推奨。

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