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ペンタックスブースの“シューティング(試写)コーナー”の模様 |
2月末に発表、3月中~下旬発売予定のコンパクトデジタルカメラ『Optio S4i』『Optio S40』『Optio 30』を前面にアピールするペンタックス(株)のブース。ここでの注目は、世界初公開という丸洗い可能な防水機構を備えるコンパクトデジタルカメラ『Optio 43WR』をはじめとする参考出展の数々だ。
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丸洗い可能なコンパクトデジタルカメラ『Optio 43WR』(参考出展) |
Optio 43WRは、JIS保護等級7級相当の本格防水仕様を持ち、泥や汚れが付いた場合も水洗いが可能。撮像素子は有効画素数400万画素のCCDで、レンズが前方に飛び出さない“屈曲光学ユニット”を採用した2.8倍ズームレンズを搭載。静止画撮影のほか、VGAサイズ(640×480ドット)で毎秒30フレームの動画撮影が可能。また、起動時間は0.9秒、レリーズタイムラグは約0.05秒という高速レスポンスを実現するという。
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DVカムコーダーのような風貌を持つ『Optio MX』(参考出展) |
コンパクトなDVカムコーダー風のボディーデザインを採用する『Optio MX』は、米国・ラスベガスで実施された世界最大級のカメラショー『PMA 2004』にも参考出展された、ニュースタイルのデジタルカメラ。光学10倍ズームレンズと有効320万画素CCDを搭載し、静止画撮影に加えて、VGAサイズで毎秒30フレームのMPEG-4動画撮影が可能。上部に大型フラッシュを備え、背面の液晶ディスプレーは上下左右に回転(チルト/スイベル)なフレキシブルタイプとなっている。オプションでワイドコンバージョンレンズ(詳細は不明)を用意し、広角撮影にも対応するという。
Optio 43WR、Optio MXとも価格や発売時期は未定。
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デジタル一眼レフカメラ専用広角レンズ『smc PENTAX-DA 14mmF2.8 ED(IF)』 | ペンタックスブースでは、これら参考出展のほか、一眼レフデジタルカメラ『PENTAX *ist D』やコンパクトデジタルカメラなどを多数展示、試写できるようになっていた |
なお、同時にデジタル一眼レフカメラ専用広角レンズ『smc PENTAX-DA 14mmF2.8 ED(IF)』も参考出展していた。ペンタックスKAFマウントを採用し、焦点距離はf=14mm(35mmフィルムカメラ換算時:21.5mm相当)、レンズの明るさを示すF値は2.8の広角レンズを採用。レンズ構成はEDガラス(特殊低分散ガラス)を含む11群12枚。最短撮影距離は17cmで、シームレスなAF(オートフォーカス)→MF(マニュアルフォーカス)の切り替えが可能な“クイックシフト・フォーカス・システム”を採用。サイズは大きさ83.5(最大径)×69mm(長さ)、重さは未定で、77mmサイズのフィルターを装着可能。こちらも価格や発売時期は未定。
