コンピュータ・アソシエイツ(株)は10日、内部情報漏えいの防止およびアクセスログでの監査のための『eTrust Access Control(イートラスト・アクセス・コントロール) 5.3 日本語版(Unix/Linux版)」(以下、eTrust Access Control 5.3)を発表した。
同製品の特長、および新機能は以下のとおり。
- 追跡可能な監査
- OSの標準機能よりも詳細なアクセスログを取得することが可能。どのリソースに、誰が、どの端末から、どのプログラムを用い、いつアクセスしたか(4W1H)を、明確に記録するため、万が一不正なアクセスが発生した場合でも、アクセスした人物や経路の特定が行える。
- 職務別のシステム権限付与
- 各OSの運用において、業務に関係のないユーザを特権ユーザとすることは珍しくない。このような運用では、故意/過失による情報漏えいを招く恐れがある。eTrust Access Controlは、この特権ユーザ依存の環境から脱却し、職務に応じた最適な権限を付与できる。
- 設定・監査一元管理
- 複数の異なるOS上でも、ユーザとアクセス権を一元管理。さらに、アクセスポリシーの作成・配布・管理を実施。最小限の時間と労力、OSごとに専門スタッフを配置することなく、堅牢なセキュリティが構築でき、TCO削減にも寄与する。
- 完全日本語化
- 完全な日本語版として初のリリース。
出荷開始は3月末からで、価格は52万4000円からとなっている。