今週初め、連休ど真ん中の23日(日)より、“RADEON 9600XT”ATI純正リテール版の販売が始まっている。“RADEON 9800XT”では最も早く発売されたリテール版だが、“RADEON 9600XT”ではなかなか登場してこなかったもので、やきもきしていたファンにとっては待望の製品と言えよう。なお、日本法人のATIテクノロジーズジャパンは国内リテール版の取り扱いから撤退しているため、当然ながら発売されたのは英語リテール版である。
カード本体。クーラーはやや大型のもの | メモリチップはGPUスペックぴったりの3.3ns品 |
カード本体のレイアウトはすでに発売されているSapphire版と同様であるものの、赤い基板とやや大型のクーラーが目に付くところ。またメモリチップは同じくSAMSUNG製だが、Sapphire版が350MHz(DDR 700MHz)動作が可能な2.86ns品であったのに対し、今回のATI版では300MHz(DDR 600MHz)の3.3ns品。メモリクロック600MHzという“RADEON 9600XT”のスペックとぴったり一致するものとなっている。
インターフェイスはD-Sub、DVI、TV-Out。「Half-Life 2」のフリーダウンロードチケットももちろん付属。価格は高速電脳で2万3800円(完売)、クレバリー1号店で2万4499円、TSUKUMO eX.で2万4799円、OVERTOPで2万4953円となっている。
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