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デイジーコラージュ7

デイジーコラージュ7

2003年12月08日 00時00分更新

文● 坂田 義行

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デイジーコラージュ7

市川ソフトラボラトリー

9800円

 デジタルカメラの進化と普及は著しいもので、画質や使い勝手も向上し、気軽に使える普及機から、プロに近い作品作りに利用できる高級機まで、数多くの機種が販売されている。しかし、実際にそれらのデジカメで撮影した写真を、どのように管理し、加工・印刷するかは、それぞれのユーザーごとにバラバラ。パソコンに精通しているデジカメユーザーなら用途や目的に合わせて、複数のソフトを使いこなし、自分の思い通りにデジカメ写真を活用できる。しかし、撮影した画像をパソコンのハードディスク上に転送して眠らせたまま、という人も多いのではないだろうか。

 そんな人にオススメしたいのがデジカメ写真を簡単に活用できる画像管理ソフト。デジカメの普及とともに、数多く発売され写真の整理・加工・印刷などを一本で行えるスグレモノである。

「デイジーコラージュ7」のメイン画面
画面1 「デイジーコラージュ7」のメイン画面。サムネイル表示の画像一覧と、アルバム選択欄、画像を取り込む際に利用するツリー表示のフォルダで構成される。

 市川ソフトラボラトリーの「デイジーコラージュ7」もそんなデジカメ写真を十二分に活用できる画像管理ソフト。特に今回のバージョンアップで写真の管理や撮影画像の補正・加工、写真の印刷の3点を中心に新機能搭載・機能強化された。この3点から新しいデイジーコラージュ7の魅力に触れていこう。

パソコンに取り込んだデジカメ写真を
簡単管理

 デジカメからの写真の取り込みは、基本的にボタンをひとつクリックするだけ。デジカメから取り込んだ写真は「アルバム」という単位でまとめて保管。さらに「アルバムBOX」という形で複数のアルバムをまとめて管理することができ、2階層で写真の管理ができる。そのため、ユーザーや写真のカテゴリごとなど、利用用途に分けて写真を整理しやすくなっている。

「カードサムネイル表示」
画面2 ExifやPrintImageMatchingIIといった撮影時の情報が画像とともに確認できる「カードサムネイル表示」機能。

 アルバムに保管した写真はサムネイル形式で画面に表示される。サムネイルは3種類の表示サイズを選択でき、さらに新たに追加された「カードサムネイル表示」機能を使えば、ExifやPrintImageMatchingIIの撮影情報を見ながらの写真整理もできる(画面2)。

 管理できる画像は通常のJPEG形式の写真データやBMPやTIFFといった代表的な画像形式に加え、RAWデータ形式の写真やデジカメで撮影した動画データや音声付写真データなどの管理にも対応している。特にRAW形式のデータは、メーカーや機種ごとに仕様が違うことが多いため、対応している画像管理ソフトやレタッチソフトはまだ少ない。そんななかデイジーコラージュ7は6社25機種(2003年11月12日現在)のデジカメのRAWデータのサムネイル表示に対応。流行のデジタル一眼レフカメラや高画素機などで多く利用されているRAW形式への対応はデジカメ上級者にも非常に魅力的だ。



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