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NTTドコモ、505iSシリーズの開発を発表――第1弾は23日発売

2003年10月22日 14時45分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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記者発表会では、N505iS、P505iS、SH505iS、SO505iSのモックアップも展示された。本体カラーは各機種とも3種類用意される予定で、現時点では正式な呼称は発表されていない。各機種の、現在公表されている仕様は以下のとおり。ただし、これらの製品の開発中のため、発売までに仕様が変更されることがある。

カメラ性能が大幅に向上したN505iS

N505iSは、二つ折りスタイルの携帯電話。N505iの内蔵カメラが有効32万/記録31万画素であったのに対し、N505iSの内蔵カメラは有効130万/記録123万画素と、性能が向上している。miniSDメモリーカードのスロットを備える。メインディスプレーとして約2.4インチのTFT液晶パネル(26万2144色表示)を、サブディスプレーとして約1.1インチのTFT液晶パネル(6万5536色表示)を搭載する。連続通話時間は約150分で、連続待ち受け時間は約350時間。本体サイズは幅50×奥行き25×高さ99mm(折り畳み時)で、重さは約117g。

N505iS(ブラック) SO505iS(ピンク)
ブラックの筐体ピンクの筐体。このほかにシルバーの筐体が展示されていた
N505iS前面 マクロ撮影用のスイッチ
前面に、約1.1インチのサブディスプレーを配置するN505iにはなかったマクロ撮影用のスイッチを発見


ターンスタイルを新たに採用したP505iS

P505iSはターン液晶を採用し、二つ折りスタイルの携帯電話のように開閉できるほか、液晶ディスプレーをヒンジ部を中心に左右に180度回転させたり(※1)、液晶ディスプレーをひねって背面(カメラレンズ側)に向けることも可能。また、P505iの内蔵カメラが有効31万/記録31万画素であったのに対し、P505iSの内蔵カメラは有効128万/記録123万画素と、性能が向上している。miniSDメモリーカードスロットを備える。メインディスプレーとして約2.4インチのTFT液晶パネル(6万5536色表示)を、サブディスプレーとして約0.9インチのSTN液晶パネル(モノクロ2階調)を搭載する。連続通話時間は約145分で、連続待ち受け時間は約500時間。本体サイズは幅50×奥行き25×高さ110mm(折り畳み時)で、重さは約123g。

※1 液晶ディスプレーを数字キー側に向けた状態では時計回りと逆に180度、液晶ディスプレーを背面に向けた状態では時計回りに180度回転する。

P505iS(ブルー) P505iS(レッド) P505iSルバー)
ブルーの筐体レッドの筐体シルバーの筐体
回転1a 回転1b
液晶ディスプレーを前面に向けた状態で回転(1-a)。この状態では時計回りと逆に180度回転する液晶ディスプレーを前面に向けた状態で回転(1-b)。完全に二つ折りの状態になった
回転2a 回転2b
液晶ディスプレーを背面に向けた状態で回転(2-a)。この状態では、時計回りに180度回転する液晶ディスプレーを背面に向けた状態で回転(2-b)。カメラレンズと液晶ディスプレーを横に並べた状態にすると、液晶ディスプレーで確認しながら、自分の顔を撮影できる


200万画素カメラ内蔵のSH505iS

SH505iSは、二つ折りスタイルの携帯電話。内蔵カメラは、有効202万/記録200万画素と、505iSシリーズで最も画素数が多い。miniSDメモリーカードスロットを備える。メインディスプレーとして約2.4インチのシステム液晶パネル(26万2144色表示)を、サブディスプレーとして約1.2インチのTFT液晶パネル(6万5536色表示)を搭載する。連続通話時間は約130分で、連続待ち受け時間は約350時間。本体サイズは幅50×奥行き23×高さ102mm(折り畳み時)で、重さは約115g。505iSシリーズで最も薄いモデルだ。

SH505iS(シルバー) SH505iS(パープル) SH505iS(ブラック)
シルバーの筐体パープルの筐体ブラックの筐体
SH505iS前面 SH505iS背面
前面には約1.2インチのサブディスプレーを搭載する背面に200万画素のカメラを搭載する。レンズまわりは、よりデジタルカメラに近いデザインになった


ターンスタイルを継承し、さらに薄くなったSO505iS

SO505iSは、SO505iが採用したメインディスプレーが左右に180度回転するスタイルを継承する。モックアップを見ると、ジョグダイヤルに代わって、上下左右の4方向の入力が可能な新しい入力インターフェースが採用されたようだ。メインディスプレーには、約2.3インチのTFT液晶パネル(26万2144色表示)を採用する。内蔵カメラは、有効130万/記録123万画素で、メモリースティック Duoスロットを備える。連続通話時間は約133分で、連続待ち受け時間は約400時間。本体サイズは幅51×奥行き25×高さ110mmで、SO505iよりも8mm薄い。重さは、SO505iよりも12g軽い、約133g。

SO505iS(シルバー) SO505iS(ブラック) SO505iS(マンダリン)
シルバーの筐体ブラックの筐体“マンダリン”の筐体。NTTドコモの携帯電話としては珍しいカラーだ
側面にスピーカー 数字キー
側面にスピーカーを備える液晶部を回転させ、数字キーを見えるようにしたところ
レンズカバー(閉) レンズカバー(開)
背面。レンズカバーを閉じたところ。505iSシリーズでこうした開閉式のレンズカバーを備えているのは、SO505iSだけレンズカバーを開いたところ


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