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ブロードバンドサービス企画、共通ポータル“アンパサンド”を10月1日に開設――社名も“アンパサンド・ブロードバンド”に

2003年09月25日 00時00分更新

文● 編集部

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ブロードバンドサービス企画(株)は25日、ポータルサイト“アンパサンド”を10月1日に開設し、ブロードバンドサービスを開始すると発表した。同社は、2002年7月に、KDDI(株)、日本電気(株)、松下電器産業(株)、日本テレコム(株)の4社がブロードバンド向けサービスの共同事業化で企画会社として設立し、今年4月に事業会社化した企業。サービス開始に伴い、社名を“アンパサンド・ブロードバンド株式会社”(Ampersand Broadband Inc.)(※1)に変更する。

出席者
左から、日本電気執行役員常務の芳山憲治氏、KDDI取締役執行役員専務の伊藤泰彦氏、ブロードバンドサービス企画代表取締役社長の嶋谷吉治氏、日本テレコム専務執行役の鈴木みゆき氏、松下電器産業eネット事業本部本部長の木村純氏
※1 社名は、“au”や“BIGLOBE”などのネーミングを担当した(株)ジザイズの代表取締役である横井恵子氏とのパートナーシップで付けられたもので、さまざまな“&(アンパサンド)”によって、新たな出会いや今までにない価値を生み出し、理想のブロードバンドサービスを実現したいという思いを込めたものという。スローガンは“つながる・ひろがる・ふくらむ”。

ロゴ
新会社のロゴ

同社は、株主である4社が運営するポータルサイト“DION”“BIGLOBE”“Panasonic hi-ho”“ODN”の会員とポータルサイトの利用者に対して、“ポータル事業”“コンテンツ事業”“メガマーケティング事業”の3事業を展開する。“ポータル事業”では、4社から委託を受けて共通化を図ったポータルサイト“共通ポータル”を提供し、“コンテンツ事業”では、プロモーション・イベント/パッケージビジネス/有料課金/広告/ライセンスビジネスなどによる多層的回収構造による収益基盤の確立と、リッチコンテンツの提供から携帯電話やネット家電まで含むシームレスサービスの提供、ワンソース・マルチユース化にも取り組む。シームレスサービスやワンソース・マルチユース化では、10月からパソコン、11月から携帯電話(au/J-PHONE)、2004年度以降にネット家電向けにプラットフォームを拡大するという。また“メガマーケティング事業”では、動画CMやフラッシュ広告のほか、広告付きコンテンツという新ビジネスにも取り組むとしている。

共通ポータルのベーシックデザイン 各社のポータルイメージ
共通ポータルのベーシックデザインサブドメイン(www.ampersand.xxxx.ne.jp)に置かれる4社のポータルイメージ

10月から順次提供を開始するコンテンツは、オンラインゲーム“ミュー~奇蹟の大地”(ゲームオン)、“銀河鉄道物語”(住友商事)、音楽ソフト“eJay”(ハムスター)、オンラインマガジン“宝島グラビアTV”(宝島ワンダーネット)、4コマアニメ“べーしっ君”(東芝)、“円谷チャンネル-BB”(松下電器産業)、ブロードバンドドラマ“姫”(『姫』制作委員会)など20種類。

松本氏 eJayの画面
BSフジでも10月から放送される“銀河鉄道物語”の原作は松本零士氏。ビデオメッセージで登場音楽ソフト“eJay”は、インタラクティブにクラブミュージックのようなサウンドを作成できる。各国の代表的なクラブの特徴がプリセットとして用意されている

記者発表会には、ブロードバンドサービス企画(株)代表取締役社長の嶋谷吉治氏、KDDI(株)取締役執行役員専務の伊藤泰彦氏、日本電気(株)執行役員常務の芳山憲治氏、松下電器産業(株)eネット事業本部本部長の木村純氏、日本テレコム専務執行役の鈴木みゆき氏がが並んだ。嶋谷氏は、ユーザーへの魅力あるブロードバンドサービスと、ブロードバンド市場の拡大が2つの重要な要素で、テレビに続く新しいメディアとして、オープンなアライアンスによりシナジー効果が得られるとした。松下電器の木村氏は、同社が8月に発表したプラズマ/液晶の薄型テレビ“ビエラ”がすべてブロードバンド端子を備えており、環境は整っていることを強調した。ただ、各社とも、独自に魅力的な(よい)コンテンツを揃えることが難しいことを挙げ、“アンパサンド”による事業展開への期待が大きいことを強調した。

嶋谷氏
ブロードバンドサービス企画代表取締役社長の嶋谷吉治氏

嶋谷氏は、新会社の売り上げ目標として、今期(半年)は3億円で、内訳はコンテンツが1億5000万円、ポータルが1億円、広告が5000万円。2005年度には100億円の売り上げを目標としており、コンテンツと広告を同率に持っていきたいと述べた。

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