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ペンタックス、起動時間を約3秒に高速化した500万画素CCD搭載デジタルカメラ『オプティオ555』を発売

2003年09月04日 11時02分更新

文● 編集部

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ペンタックス(株)は4日、光学5倍の“smc PENTAX”ズームレンズと有効500万画素CCDを搭載したデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ555』を9月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。

『ペンタックス オプティオ555』
『ペンタックス オプティオ555』

『ペンタックス オプティオ555』は、2月に発表した光学5倍ズームレンズと500万画素CCDを搭載したデジタルカメラ『ペンタックス オプティオ550』の機能強化モデルに相当する“オプティオ”シリーズの最上位機種。非球面レンズ2枚を含む7群9枚構成の光学5倍ズームレンズ(焦点距離f=7.8~39mm:35mmフィルム換算で37.5~187.5mm相当)や、1/1.8インチの有効500万画素(総525万画素)CCDなどの基本的な仕様には変更ないが、起動時間をオプティオ550の約5.5秒から約3秒に短縮したほか、撮影モードの切り替えを直感的に行なえるようにモードダイヤル上のアイコンの配置を変更するなど、使いやすさが向上しているのが特徴。新たに、近距離でのストロボ撮影用の機能として±2EV(1/3EVステップ)の設定が行なえる“ストロボ光量補正機能”を搭載し、撮影した画像にデジタルフィルター処理を行なう“再生時デジタルフィルタ機能”も搭載する。プリンターとUSBで直結して印刷できる“PictBridge”にも対応した。

本体上面 本体背面
本体上面。モードダイヤルのアイコンの並びが変更されている本体背面。オプティオ550とほとんど変更はない

記録画素数は、静止画が最大2592×1944ドットで、動画が320×240ドット。記録方式は、静止画がTIFF、JPEG(Exif 2.2)でDCF準拠/DPOF対応、動画がMOV(QuickTime Movie準拠/毎秒15フレーム)、音声はWAV(PCM)。記録媒体にはSDメモリーカード/MMCを利用し、動画や音声(ボイスレコーディングモード)はメモリー容量いっぱいまで記録できる。動画撮影では、コマ落としで撮影する“早送り動画”に対応し、フレームレートを6段階(×2~×100)で設定できる。

ボイスレコーディングモード
“ボイスレコーディングモード”では64MBのSDメモリーカードなら2時間12分の録音が可能

本体には、実像式光学ズームファインダーを内蔵し、モニター用に11万3000画素のバックライト付き1.5インチポリシリコンTFT液晶ディスプレーを搭載する。インターフェースはUSBで、マスストレージクラスに対応。ビデオ出力はNTSC/PAL(モノラル音声)。電源は付属の充電式リチウムイオンバッテリー(D-LI7)で、約400枚の撮影が可能。オプションのACアダプターも利用できる。本体はアルミニウム合金製で、正面のデザインが変更され、レンズを中心に波紋のように広がるアクセントラインが付けられている。本体サイズは幅100×奥行き39.5×高さ59mm、重量は205g(電池/SDメモリーカード込みでは250g)。バッテリー充電器、3Dイメージビューワー、USBケーブル、ACケーブル、画像管理ソフト『ACDSee』などを収録したCD-ROM、ストラップが同梱される。

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