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NTT Com、赤外線通信対応の携帯電話機によるクレジット決済サービスを開発――秋葉原で10月に商用化実験

2003年08月11日 19時45分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)は11日、赤外線通信機能を搭載した携帯電話機によるクレジット決済サービス“モバイルペイメントサービス”を開発し、商用化実験を10月に開始すると発表した。これは、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとビザ・インターナショナルによるクレジット決済の技術検証/商用化試行に沿って行なわれるもので、一般店舗におけるクレジット決済サービスのほか、NTT Comが設置する無人の清涼飲料自動販売機やキャッシュレスパーキングでのクレジット決済サービス、各種ポイントサービスなどの実験を行なう。

サービス概要
“モバイルペイメントサービス”の概要

“モバイルペイメントサービス”は、既存の決済/金融インフラ(CAT、POS、ATMなど)用の赤外線サービスアダプターと、携帯電話機の赤外線通信機能を利用して、クレジット決済、ATMの利用、ポイントカードサービスを行なうサービス。クレジットカード/キャッシュカード/ポイントカード/社員証など数十枚ぶんのカード情報を1台の携帯電話機で利用できるようになるのが特徴。NTT Comは、利用者向けに、携帯電話機に組み込むカード情報(モバイルカード)のほか、携帯電話機用アプリケーションの発行管理や、携帯電話ユーザー向けコールセンターサービスを提供し、一般店舗や自動機器(自動販売機/キャッシュレスパーキングシステム/ホテル・ゴルフ場の精算機など)を使用する各事業者向けには、赤外線サービスアダプターを提供する。

携帯電話機の画面 赤外線ビームアウト
携帯電話機の画面赤外線ビームアウト
利用イメージ

利用できる携帯電話機は、NTTドコモのムーバ504i/504iS、FOMAの一部機種(ムーバ505iには10月以降対応予定)で、NTT Comの運営するダウンロードセンター“MoPSセンター”からクレジットカード情報などを“モバイルカード”としてダウンロードし、店舗などに設置されている赤外線サービスアダプターにビームアウトすることでクレジットカード決済などが可能になる。赤外線サービスアダプターには、既存のCAT/POS用に接続する『MP10:カードエミュレーションタイプ』、POSのRS-232C端子に接続する『MP20:RS232C接続タイプ』、自動販売機などに組み込むためのハード/ソフト一体型の『MP30:ボードタイプ』の3種類を用意する。

商用化実験では、秋葉原電気街を中心として、愛三電機(株)、石丸電気(株)、(株)オノデン、サトームセン(株)、(株)ソフマップ、九十九電機(株)、(株)ナカウラ、ラオックス(株)などの一般店舗におけるクレジット決済サービスのほか、(株)日本コンラックスと共同で清涼飲料自動販売機のクレジット決済サービス(12月にテスト販売を数台で開始)、住友商事(株)が設置している駐車場向けのクレジットカード精算機(Cappi)を利用したクレジット決済サービス、既存の各種ポイントカードサービスなどの実証実験を行なう。実験開始に先行して、クレジットカード会社と協力して約2000名のモニターを8月下旬からホームページで募集する予定としており、参加加盟店も約40店舗(赤外線サービスアダプター300台程度)も募集する。10月に秋葉原でクレジットカード決済を中心とした商用化実験を開始した後、12月に自動機器におけるクレジット決済実験を開始、2004年1月にポイントカードサービスの商用化実験を開始する。商用サービス“モバイルペイメントサービス”の開始は2004年4月の予定。

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