ラジエータ部分はレームがアルミ製 |
5月6日のこちらの記事でも紹介した、台湾PentAlpha社の5インチベイに収納可能な水冷キット「AQUALIA」が発売となった。国内の販売代理店はアスクで、5インチベイに収納可能な水冷キットとしてはEvercool製「WC-101」に次いで2番目の製品となる。
内部には冷却液タンクのほか細長いヒートシンクが収められている | 「WC-101」とちがい水冷ヘッドにはファンを搭載しない | |
比較的手軽に水冷を導入できるかもしれない | 初の5インチベイに収納可能な水冷キットとして発売された「WC-101」(下) |
フレームがアルミ製のラジエータには、冷却液タンクのほか細長いヒートシンクが収められている。冷却用のファンには約2500rpm(21db)の7cm角ファンがヒートシンク上に2基搭載されており、フレームの前後は通風を意識してか開けられている。また水冷ヘッドは「WC-101」と異なり、ファンが付いていないのは静音性という意味ではうれしいところだろう。ちなみに対応CPUは、Sockat478とSockat462となっている。「WC-101」は、初の5インチベイに収納可能な水冷キットとして注目を集めたが、完成度という点では今回の「AQUALIA」のほうに歩がありそうだ。
ここ最近の秋葉原では“水冷”方式の冷却パーツが徐々に増えてきており、今回紹介した製品を含め以前のように専門的な知識がなくても、“水冷”が導入できるものがいくつかある。ショップ店員の中には、今年の夏のキーワードに“水冷”を挙げる人も少なくなく、この機会に挑戦するのもいいかもしれない。価格はOVERTOPで1万8800円、TSUKUMOeX.1万9799円、CUSTOMで1万9800円となっている。
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