(株)エルザジャパンは2日、グラフィックスカード“GLADIAC”シリーズの新製品として、米エヌビディア社のグラフィックスプロセッサー(GPU)『GeForce FX 5900』と128MBのDDR SDRAMを搭載した『ELSA GLADIAC FX 935 128MB』を発売すると発表した。7月中旬に販売開始の予定。価格はオープン。編集部による予想販売価格は5万3000円前後。
『ELSA GLADIAC FX 935 128MB』 |
『ELSA GLADIAC FX 935 128MB』は、GeForce FX 5900と、128MBのDDR SDRAM(2.2ns、850MHz、FBGA)を搭載し、新開発の冷却システム“E.S.C.S(Elsa Silent Cooling System)”を採用したのが特徴。RAMDACは400MHz。“E.S.C.S”は、CPUファンと同等の60mm径で、低回転2ボールベアリングのファンと、GPUとメモリーを覆う銅製の“FANベースヒートシンク”を採用した冷却システムで、33dBまで静音化を図ったという。最大解像度はアナログが2048×1536ドットで、デジタル(DVI-I)が1600×1200ドット、Sビデオ出力(TV-OUT)が1024×768ドット。出力はアナログ(D-Sub15ピン)、デジタル(DVI-I29ピン)、Sビデオ(ミニDIN4ピン)を装備する。カードサイズは幅216×奥行き15.5×高さ106mm(ブラケット込み)。対応OSはWindows 98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP。対応機種はPC/AT互換機で、Pentium IIIまたはAthlon以上のCPUとAGP 2x/4x/8x対応のスロットが必要。DVI-I VGA変換コネクターとビデオ入出力分岐ケーブル、独MainConcept社のビデオ編集ソフト『MainConcept EVE』が付属する。