ヤマハ(株)は17日、リフォームせずに室内へ設置できるプライベートルーム“ヤマハ マイルーム”『MYR15』を発表した。18日よりモニター販売(限定100室)の受注を開始する。
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| “ヤマハ マイルーム”『MYR15』 |
『MYR15』は、既存建築物の室内に設置して、ホームシアターやパソコンなどを周囲に気兼ねせずに楽しめる、手軽な“書斎”としての利用を想定したプライベートルームで、同社の防音室“アビテックス”『ウッディミニ』をベースとしたもの。マンション等の室内に、大掛かりなリフォーム工事等を行なう必要もなく、約30分から1時間程度で組み立てが可能。組み立て/移設は専門業者が担当する。
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| 『MYR15』の内装イメージ |
『MYR15』本体の広さは約1.5畳。遮音性能はDr-35で、ホームシアターシステムでDVD等の映像ソフトを鑑賞しても、外部に漏れる音はかすかな話し声程度となるという。内外装共に天然木(桐)を使用し、ドアの色柄は“メープル”“ダークグレイ”“ライトグレイ”の3種類から選択可能。また、パソコンやAV機器の配線類を整理できるスピーカーケーブル用カバー、ローゼット、LANケーブル引き込み穴などを装備する。外形寸法は幅137.5×奥行き181.8×高さ205.6cm、室内寸法は幅127.9×奥行き172.2×高さ196.4cm、重量は290kg。
『MYR15』のモニター販売数は限定100室で、モニター価格が38万円(別途組立費3万5000円、運送費2万5000円が必要)。さらにオプションで、『MYR15』本体の内装デザインとコーディネートさせたデスクとサイドワゴン2本のセット(8万2400円)、専用の照明(1万4800円)も用意されている。そのほか、エアコンの取り付けも可能という。
今回のモニター販売の受注は、18日よりミュージック・イー・ネット(株)のウェブサイト“ミュージック・イー・ネット”で受け付ける。ヤマハは、モニターに利用シーンや使用感などの意見をフィードバックしてもらい、商品開発に生かしていくとしている。なお、製品の実物を見たいというユーザーのために東京、大阪のヤマハ営業拠点で予約制の展示を行なうという。
