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プラネックス、Gigabit対応L3スイッチ『FML-24K』など5製品を発売

2003年06月02日 20時13分更新

文● 編集部

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プラネックスコミュニケーションズ(株)は5月30日、Gigabit対応の24ポートL3インテリジェントスイッチ『FML-24K』、Gigabitポート搭載スイッチングHub『FX-2008TE』『FXG-05TX』『FXG-16TX』、PCIバス用の1000BASE-T搭載LANカード『GN-1100TC』、PoE機能を搭載した24ポートのインテリジェントスイッチ『FMX-24P』を発表した。価格はオープン。6月上旬から7月中旬にかけて順次発売する。

『FML-24K』
『FML-24K』

『FML-24K』は、10/100BASE-TX×24ポート(Auto MDI/MDI-X対応)とGigait対応拡張スロット×2を装備するレイヤー3スイッチで、ASIC(特定用途向けIC)によるワイヤースピードのルーティングのほか、オプションの拡張モジュールを2個まで実装できるのが特徴。レイヤー2/3のスループット(全二重時)は、1000Mbps-1000Mbpsで148万8100(64B)。拡張モジュールは、1000BASE-SX、1000BASE-LX、1000BASE-T、GBICスロット対応を利用できる。管理機能はSMNPやRMONに対応しており、設定はコンソールポート(RS-232C)経由、Telnet、ウェブブラウザーで行なえるという。IEEE 802.1Q Tagging VLANやIEEE8 02.1p準拠のQoS(最大4レベル)、IEEE 802.1d準拠のSpanning Treeなどの機能を搭載するほか、スイッチ同士を接続する際に複数の物理リンクを1本にまとめて帯域幅を確保するTrunk機能も搭載する。本体サイズは幅440×奥行き410×高さ44mm(1U)、重量は4.5kg。19インチラックマウントに対応する。編集部による予想販売価格は16万円前後。オプションの1000BASE-SX対応拡張モジュール(SCコネクター)『F24K-1SX』は5万円前後、1000BASE-LX対応拡張モジュール(SCコネクター)『F24K-1LX』は9万円前後、1000BASE-T対応拡張モジュール『F24K-1TE』は3万円前後、GBIC拡張モジュール『F24K-1GB』も3万円前後。6月下旬に発売する予定。

『FX-2008TE』
『FX-2008TE』

『FX-2008TE』は、1000BASE-Tポート×2、10/100BASE-TXポート×8を装備したスイッチングHub。各ポートはAuto MDI/MDI-Xに対応する。ストアー&フォワード転送方式を採用し、フローコントロール機能(全二重/半二重)を搭載する。MACアドレス登録数は4096。電源はACアダプター(DC12V)を利用する。本体サイズは幅187×奥行き100×高さ22mm、重量は450g。編集部による予想販売価格は1万1000円前後。6月下旬に発売する予定。

『FXG-05TX』 『FXG-16TX』
『FXG-05TX』『FXG-16TX』

『FXG-05TX』は1000BASE-T×5ポートを装備したスイッチングHubで、『FXG-16TX』は1000BASE-T×16ポートを装備したスイッチングHub。各ポートはAuto MDI/MDI-Xに対応する。ストアー&フォワード転送方式を採用し、フローコントロールに対応する。MACアドレス登録数はFXG-05TXが8000、FXG-16TXが4000。電源は、FXG-05TXがACアダプター(12V)を利用し、FXG-16TXはAC電源を内蔵する。本体サイズと重量は、FXG-05TXが幅158×奥行き101×高さ25mmで500g、FXG-16TXが幅330×奥行き230×高さ43.2mmで2.6kg。FXG-16TXにはラックマウント用金具が付属する。編集部による予想販売価格は、FXG-05TXが1万1000円前後、FXG-16TXが6万円前後。6月下旬に発売する予定。

『GN-1100TC』
『GN-1100TC』

『GN-1100TC』は、1000BASE-Tポート×1を搭載したPCIバス用のLANカード。通常の6倍の9000B単位でパケットを送出する“JumboPacket”をサポートする(対応機器が必要)。フローコントロール機能を搭載するほか、IEEE 802.1Q準拠のVLAN機能、IEEE 802.1p準拠のQoSに対応する(Windows XP/2000のみ)。カードのサイズは幅120×奥行き60mm、重量は67g。対応機種はPCIバスを搭載したPC/AT互換機。対応OSはWindwos XP/Me/98 SE/98/2000/NT 4.0。Red Hat Linuxでの動作を確認しているという(ただしサポート対象外)。6月上旬に発売する予定。

『FMX-24P』
『FMX-24P』

『FMX-24P』は、IEEE 802.3af準拠のPoE(Power on Ethernet)機能を搭載し、Ethernetでの電源供給に対応した10/100BASE-TX×24ポートのインテリジェントスイッチ。SNMP、RMON機能に対応するほか、IEEE 802.1Q準拠のVLAN(最大256グループ)、IEEE 802.1p準拠のQoS、IEEE 802.1d準拠のSpanning Treeなどの機能を搭載する。転送方式はストアー&フォワードを採用し、MACアドレス登録数は8000。本体サイズは幅441×奥行き387×高さ44mm、重量は5.1kg。19インチラックマウントに対応する。編集部による予想販売価格は22万円前後。7月中旬に発売する予定。

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