このページの本文へ

ソニーマーケティング、カメラ部と本体を分離できるビデオ会議システム『PCS-1』を発売

2003年05月06日 18時06分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ソニーマーケティング(株)は6日、カメラ部と本体部を分離できるビデオ会議システム『PCS-1』を6月1日に発売すると発表した。価格は69万8000円。

ビデオ会議システム『PCS-1』
ビデオ会議システム『PCS-1』

ビデオ会議システム『PCS-1』は、端末方式がH.320/H.323、画像符号化方式がH.261/H.263/H.263+/H.263++/MPEG-4(SP@L3)、音声符号化方式がG.711/G.722/G.722.1/G.723.1/G.728/G.729/MPEG4-AACに対応したビデオ会議システム。リモートカメラのコントロールはH.281に対応する。画像の解像度はCIF(352×288ドット)/QCIF(176×144ドット)。カメラ部は、1/4インチの有効約38万画素(総画素数は約41万)のCCDと光学10倍ズームレンズ(f=3.1~31mm、F=1.8~2.9)電子ズームは4倍。水平画角は6.6~65度。パン/チルトは±100度/±25度)。本体には本体設定の保存や、ソフトのインストールに利用するためのメモリースティックスロットも装備する。ネットワークプロトコルは、TCP/IP、DHCP、SMNP、DNSほかに対応する。管理者向けの機能として 自己診断機能 ハードウェアループバックテスト、システムログ記録などを提供できる。

オプションの多地点接続用ソフトをインストールすれば、6地点までの同時会議が可能。IP接続時では2台の親機同士を接続すれば最大10地点まで拡張できる。オプションのデータソリューションボックス『PCS-DSB1』を接続すれば、パソコン上のプレゼンテーション資料を相手側に送信したり、パソコンとデータを共有したりする機能“高解像度データシェアリング機能”を利用できる(IP接続時にはXGA対応の解像度のデータを映像と同時に送信可能)。また、コクヨ(株)のデジタルホワイトボード『mimio Xi』と直接接続して、手書きのデータ送信や情報共有が行なえる(7月以降対応)。ネットワークの混雑具合に応じて帯域制御を行なう自動レート制御機能を装備するほか、NAT(Network Address Translation)にも対応する。伝送レートは、IP接続時が最大で毎秒2Mbps、ISDN接続時は最大768kbpsで、毎秒30フレームの動画に対応。エコーキャンセラー機能も搭載する。

サイズと重量は、本体が幅258×奥行き171×高さ54mmで約1.3kg、カメラユニットが幅147×奥行き130×高さ138mmで約1.1kg、リモコンが幅50×奥行き197×高さ24mmで約100g。製品パッケージには、IRリピーター×2、オーディオケーブル(長さ1.0m)×1、Sビデオケーブル(1.5m)×1、カメラケーブル(0.25m)×1、マジックテープ(カメラユニット用×3、ターミナル用×2)、リモコン用単3形乾電池×2本などが付属する。

オプションは、データソリューションボックス『PCS-DSB1』(25万円)、ISDN接続用インターフェース『PCS-B768』(21万円)、IP多地点接続用ソフト『PCS-323M1』(40万円)、ISDN多地点接続用ソフト『PCS-320M1』(40万円)、マイクロホン『PCS-A1』(6万円)、PCS-1用カメラスタンド『PCS-STG1』(ガラスタイプ、26万8000円)、PCS-1用カメラスタンド『PCS-STP1』(ピラータイプ、9万8000円)など。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン