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日本サムスン、40インチWXGA液晶ディスプレー『SyncMaster403T』など3製品を発売――17インチモデルは4万7800円

2003年04月18日 20時51分更新

文● 編集部

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日本サムスン(株)は18日、業務用の40インチWXGA液晶ディスプレー『SyncMaster403T』と、一般向けの21.3インチUXGA液晶ディスプレー『SyncMaster213T』、17インチSXGA液晶ディスプレー『SyncMaster173V』の3製品を発表した。直販サイト“サムスンダイレクト”で販売し、価格は送料込みで、『SyncMaster403T』が79万8000円、『SyncMaster213T』が19万8000円、『SyncMaster173V』が4万7800円。5月6日以降に順次受注を開始する。出荷時期は403Tと213Tが5月初旬、173Vが5月下旬。

『SyncMaster403T』
『SyncMaster403T』

『SyncMaster403T』は、大型施設のインフォメーションボードなどに利用できる、液晶で世界最大という40インチディスプレー。表示画面サイズは871.7×523mmで、画素ピッチは0.681mm。輝度は450cd/m2、コントラスト比は600:1(明室では200:1)、応答速度は23ミリ秒。解像度は1280×768ドット(WXGA)で約1677万色表示に対応する。視野角は上下/左右170度。水平同期周波数は30k~70kHz、垂直同期周波数は50~85Hz。入力信号を分析するインテリジェントアナライザーを搭載しており、モーションオプティマイザー、コントラストオプティマイザー、ディテールオプティマイザー、カラーオプティマイザーの4段階の最適化処理を行なうことで、自然でリアリティーのある画像を表現できるという。

入力端子は、アナログRGB(BNC×5、R/G/B/H/V)、アナログRGB(ミニD-Sub15ピン)、デジタル(DVI-D)、コンポジットビデオ(RCA)、Sビデオ(ミニDIN)、コンポーネント(BNC、Y/Pb/Pr)、D4端子を装備し、制御用にRS-232Cを装備する。Loop-Out用のBNCコネクターで複数台を接続するマルチディスプレー構成にも対応しており、遠隔操作/管理用の『MDC(Multi Display Control)ソフトウェア』が付属する。ファンレス設計がなされており、バックライトの寿命は約5万時間。消費電力は最大230W。本体サイズは幅974×奥行き100×高さ613mm、重量は26.5kg。本体カラーはシルバー(ブラックはオプション)。リモコンが付属する。オプションで壁掛け取り付け金具と常設用スタンドを用意する。

『SyncMaster213T』
『SyncMaster213T』

『SyncMaster213T』は、A4見開きの実寸表示が行なえるDTP/グラフィックス用途向けの21.3インチ液晶ディスプレー。画素ピッチは0.270mmで、非反射コーティングを採用する。輝度は250cd/m2、コントラスト比は500:1、応答速度は25ミリ秒。解像度は1600×1200ドット(UXGA)で1677万色表示に対応する。視野角は上下/左右170度。水平同期周波数は30k~81kHz、垂直同期周波数は56~75Hz。ガンマ補正機能も搭載する。入力はアナログ(ミニD-Sub15ピン)とデジタル(DVI-D24ピン)を装備する。消費電力は最大75W(DPMSモードでは3W以下)、電源ボタンOFF時は1W以下。本体サイズは幅473.4×奥行き58.8×高さ374.0mm、重量は8.5kg。高さ調整は60mm。チルトは前5度、後30度。スウィーベルは90度。VESA準拠のマウント(100mm)に対応する。ピボット(90度回転)機能も搭載する。

『SyncMaster173V』
『SyncMaster173V』

『SyncMaster173V』は、スタンダードモデルの17.3インチ液晶ディスプレー。画素ピッチは0.264mmで、非反射コーティングを採用する。輝度は250cd/m2、コントラスト比は350:1、応答速度は25ミリ秒。解像度は1280×1024ドット(SXGA)で約1620万色に対応する。視野角は上下120度、左右140度。水平同期周波数は30k~81kHz、垂直同期周波数は56~75Hz。入力はアナログ(ミニD-Sub15ピン)を装備する。消費電力は最大45W(DPMSモードでは2W以下)。本体サイズは幅382×奥行き176×高さ388mm、重量は6.2kg。チルトは後30度。VESA準拠のマウント(100mm)に対応する。本体色はアイボリー。

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