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2002年の国内サーバー市場は台数で12.3%減、金額で17.1%減――ガートナー調べ

2003年02月20日 17時25分更新

文● 編集部

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ガートナー ジャパン(株)は20日、2002年の日本国内におけるサーバー市場の動向を発表した。これによると、出荷台数は前年比12.3%減の40万3395台、出荷金額は前年比17.1%減の7376億円となり、同社が1996年に国内サーバー市場の四半期調査を開始して以来、年間の出荷台数で初めてマイナス成長となった。

IAサーバー市場は、出荷台数で10.8%減の35万1521台、出荷金額で17.5%減の2093億円となり、日本電気(株)(NEC)とデルコンピュータ(株)以外のベンダーは台数成長率がマイナスとなった。出荷台数の1位はNEC(前年2位)で1.5%増の8万45台、シェアは2.8ポイント増の22.8%。2位はデルコンピュータ(株)(同5位)で12.6%増の6万2232台、シェアは3.7ポイント増の17.7%、3位は富士通(株)(同3位)で0.6%減の6万149台、シェアは1.7ポイント増の17.1%、4位は日本ヒューレット・パッカード(株)(日本HP)(前年1位)で34.3%減の5万2133台、シェアは5.3ポイント減の14.8%、5位は日本アイ・ビー・エム(株)(日本IBM)(同4位)で20.8%減の4万3805台、シェアは1.5ポイント減の12.5%。出荷金額では、NECが5.3%減(498億3400万円)となったが、シェアを3ポイント増やし23.8%でトップを維持し、2位以下は、富士通、デルコンピュータ、日本IBM、日本HPの順となった。

UNIXサーバー市場は、出荷台数で22.6%減の4万6328台、出荷金額で23.8%減の2284億円となった。出荷台数で1位のサン・マイクロシステムズ(株)は、17.5%減の2万6004台となったが、シェアでは3.5ポイント増の56.1%でトップを維持した。2位は日本HPで35.3%減の7454台、シェアは3.1ポイント減の16.1%、3位は唯一プラス成長だった富士通で1.7%増の6706台、シェアは3.5ポイント増の14.5%、4位は日本IBMで20.6%減の4196台、シェアは0.3ポイント増の9.1%、5位はNECで59.0%減の910台、シェアは1.7ポイント減の2.0%。出荷金額では、1位の日本HPが23.6%減(749億8600万円)となったが、シェアは32.8%を維持、2位以下はサン・マイクロシステムズ、日本IBM、富士通、日本SGI(株)の順となった。

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