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2002年の世界パソコン市場の総出荷台数は1億3235万台――ガートナー調べ

2003年01月17日 20時47分更新

文● 編集部

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ガートナー ジャパン(株)のデータクエスト部門は17日、2002年の世界パソコン市場(PCサーバーを含む)の暫定調査結果を発表した。それによると総出荷台数は1億3235万台で、対前年比2.7%の増加となり、プラス成長となった。しかし、パソコン市場の需要は依然として成長サイクルの底辺にあり、顕著な上昇の兆候はまだ現われていないと見ている。

世界市場でのベンダー別出荷台数では、1位が米コンパックコンピュータ社と合併した米ヒューレット・パッカード社で、2147万8300台。同社は前年比9.3%減となったが、市場全体のシェアは16.2%。2位は米デルコンピュータ社で2011万1700台。成長率は18.3%でシェアは15.2%。以下、3位が米IBM社で792万7700台(シェア6.0%)、4位が日本電気(株)で454万9700台(シェア3.4%)、5位が(株)東芝で423万7300台(シェア3.2%)となっている。ただし、富士通(株)と独シーメンス社、富士通シーメンス社は単独で計上されており、1グループ企業として合算した場合の出荷台数は4位に相当するという。

また、米国内でのベンダー別出荷台数では、1位がデル(1298万2000台/シェア27.9%/成長率20.7%)、2位がHP(922万1500台/シェア19.8%/成長率-7.7%)、3位が米ゲートウェイ社(274万5100台/シェア5.9%/成長率-14.8%)、4位がIBM(254万2300台/シェア5.5%/成長率2.3%)、5位が米アップルコンピュータ社(170万8000台/シェア3.7%/成長率1.5%)となった。

今回発表した調査結果は暫定値で、今後同社のサービス契約者向けに、最終確定値を発表するとしている。

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