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東芝、NEC、富士通が、バースト機能を搭載したモバイル向け擬似SRAMの共通インターフェース仕様で合意

2003年02月17日 19時20分更新

文● 編集部

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(株)東芝、NECエレクトロニクス(株)、富士通(株)は17日、バースト機能を搭載した擬似SRAMのインターフェース仕様を共通化することで合意したと発表した。共通仕様の名称は“Common Specifications for Mobile RAM”(略称 COSMORAM)。共通仕様に基づく疑似SRAMの製造と販売は各社が独自に行なうとしており、2003年度前半から順次提供される予定という。

疑似SRAMは、非同期型SRAMと互換の外部インターフェースを持つDRAMで、大容量化でき、ビット単価を低くできるのが特徴。3社は、2002年3月にページモード機能を搭載した擬似SRAMとスタック型MCP(Multi Chip Package)の共通インターフェース仕様の策定で合意しており、今回、ページモードより高速な動作が特徴のバースト機能を搭載した疑似SRAMとスタック型MCPのインターフェース仕様を共通化することで、各社の製品ごとの個別設計が不要になり、設計期間の短縮や設計効率を向上できるとしている。また、互いにセカンドソースとなることで製品の安定供給も図れるとしている。

共通化した主な項目は、容量、電圧範囲、コントロール端子名、真理値表、パーシャルリフレッシュ(容量、対応アドレス配置)、バースト機能(バースト長、対応アドレス)、モードレジスター初期値、モードレジスター設定方法、パワーオンシーケンス、ピン配置、パッケージなどとなっている。

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