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ネットワールド、『VMware GSX Server 2.5』を発売

2003年02月04日 23時10分更新

文● 編集部

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(株)ネットワールドは4日、サーバー上で複数のOSを動作させるソフト『VMware GSX Server 2.5』を発売すると発表した。価格は、Windows版/Linux版ともに58万円から。

『VMware』は、米VMware社が開発/販売している製品で、ホストとなる1台のインテルベースパソコン/サーバー上に複数の仮想的なパソコン(Virtual Machine:VM)を作り出し、その上でゲストとなるOSのWindowsやLinuxを動作させるソフト。
最新版となる『VMware GSX Server 2.5』は、最大64GBのメモリーと32CPUまでのホストに対応し、最大64個の仮想マシンの同時実行や、CD-ROMデバイスからの仮想マシンの実行、ゲスト上での物理アドレス拡張(PAE)機能に対応したのが特徴。1個の仮想マシンで2個の仮想SCSIコントローラー(最大14個のデバイス)をサポートすることも可能になった。対応するホスト/ゲストOSも追加されており、ゲストOSとしてNetWare 4/5/6もサポートする。

対応するホストOSは、Windows Server 2003 Datacenter/Enterprise/Standard/Web(RC2) edition、Windows 2000 Datacenter Server、Windows 2000 Server/Advanced Server(SP1/2/3)、Windows NT 4.0 Server(SP6a)、Linux(Mandrake、Red Hat、SuSE、Turbolinux)など。

ゲストOSは、Windows Server 2003 Enterprise/Standard/Web(RC2) edition、Windows XP Professional/Home Edition(SP1)、Windows 2000 Professional/Server/Advanced Server(SP3)、Windows NT 4.0 Workstation/Server(SP3以降)、Windows Me/98/98 SE/95、Windows for Workgroups、Windows 3.1、MS-DOS 6、Linux(Mandrake、Red Hat、SuSE/SLES、Turbolinux)、FreeBSD、NetWare 4.2/5.1/6.0など。

価格は、ライセンス/保守メニューを含むオールインワンタイプで、『VMware GSX Server for Windows(1-2CPU)』と『VMware GSX Server for Linux(1-2CPU)』が58万円、『同(3-4CPU)』が115万円、『同(5-8CPU)』が229万円、『同(9-16CPU)』が457万円。アカデミック版は、それぞれ、32万5000円、64万円、127万円、253万円となる。

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