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NOVAと関西電力など4社が提携――ケイ・オプティコムのFTTHサービスによる“お茶の間留学”を開始

2003年02月04日 18時13分更新

文● 編集部 高橋洋子

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(株)ノヴァ、関西電力(株)、(株)ケイ・オプティコム、(株)ギンガネットは4日、ケイ・オプティコムのFTTHサービスを利用した“お茶の間留学”の提供をはじめ、IPを利用したコンテンツ配信において業務提携したと発表した。

概要4社業務提携の概要

まず、10日にNOVAがケイ・オプティコムのFTTHサービスを利用した“お茶の間留学”の提供を開始する。対象となるのは、“eo(イオ)ホームファイバー”、“eoオフィスファイバー”、“ビジネスeo”となり、上り/下り最大100Mbpsの“eoメガファイバー”にも対応する予定。今回は上り/下り共に高速な光ファイバー回線を採用したが、ADSLやCATVについても順次検討するという。

また、ケイ・オプティコムとギンガネットは、上記のシステムの安定を図るために、インターネットを介さない専用ネットワークを構築し、エンドツーエンドでのIPパケット転送品質に目標値を設定する。

さらに、NOVAグループと関西電力は、全国の電力グループ27社によって設立された“BBit-Japan(ビビットジャパン):コンテンツ配信広域連携技術研究組合”が提供しているコンテンツを、ギンガネット電話を利用してテレビで視聴できるようにするための協議を開始した。5月をめどに開発を行ない、バージョンアップによって機能の追加を行なう予定。

4社は、NOVAの120拠店に、FTTHサービスを利用した“お茶の間留学”の体験コーナを設置するほか、NOVAがFTTHサービスの申し込みを取り次いだり、ケイ・オプティコムがギンガネット電話を販売するといった協力を行なうとしている。

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