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古河電工、FTTH用小型光ファイバー融着接続機『S121A』を開発

2003年01月17日 22時51分更新

文● 編集部

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古河電気工業(株)は17日、FTTHサービスにおけるユーザー宅内引き込みやLANなどの接続工事向けに、小型の光ファイバー融着接続機『S121A』を開発したと発表した。価格は55万円。2月に先行予約を開始し、3月から順次出荷の予定。

同製品は片手で持てる独自のT型フォルムを採用し、本体重量を980g(着脱式バッテリー込みで1150g)と、従来製品の約3分の1に小型化したのが特徴。単心光ファイバー専用で、従来機種と同様に、光ファイバーをホルダーにセットして前処理から接続までが行なえる。CCDカメラとモニター用の2.5インチ液晶ディスプレーを搭載しており、光ファイバーを拡大表示して作業が行なえるという。接続までの時間は約13秒。接続損失は平均0.1dB以下(シングルモード光ファイバーの場合)。オプションのDCアダプターを利用すれば、AC電源でも利用できる。ソフトキャリングケースとストラップが付属する。

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