「玄人志向」や「挑戦者」などパワーユーザー向けのブランドがあるが、「人柱」と呼ばれるブランドからユニークなファンコントローラが登場した。母体となる会社は、現時点で非公開となっているがパッケージに貼ってあるシールには「サポートはもちろんありません」と言い切っている。製品名は「各種ファンカツ入れ装置(型番:HB-FANKATU)」となっている。
|
---|
各種ファンカツ入れ装置 |
|
---|
「サポートはもちろんありません」と言い切るパッケージ |
|
---|
ジャンパーピンによって設定された温度以上に達すると、この装置を介して接続されたファンが通常の最大30%増しで回転する |
製品自体は、台湾のHi-Level Technology Corporation製で、パッケージには「HIFAN Airflow Enhancer by 30%」の文字が見える。販売しているショップの話によると「今のところ、2回目の入荷はない」とのことで、今回限りの製品となる可能性もある。ではいったいどういう製品かというと、ジャンパーピンによって設定(60~90度の間で10度刻みで設定可能)された温度以上に達すると、この装置を介して接続されたファンが通常の最大30%増しで回転するというもの。接続できるファンの数は2つで、電源はATX電源のケーブルから供給される仕組みとなっている。マニュアルは、英語と中国語のものが付属するが日本語はない。当然、サポートもないパワーユーザー向けの製品としているので使用の際はそれらを踏まえたうえで、ということになる。ユーザーにとっては、ユニークな製品がまた増えることになり今後の人柱ブランドに期待したいところだ。価格はアークで777円、高速電脳とコムサテライト2号店で780円となっている。
※記事のなかで今回の「人柱」シリーズが初登場のブランドと表記している部分がありましたが、昨年に登場しておりましたので、記載のように変更いたしました。お詫びし訂正いたします。
【関連記事】
【取材協力】