日立電子サービス(株)は29日、IT資産の管理と運用をサポートするサービス“IT資産マネジメントサービス”の販売を12月に開始すると発表した。サービスの提供は2003年4月に開始する予定。
“IT資産マネジメントサービス”は、IT資産の情報管理機能をASPで提供する“IT資産管理サービス”と、パソコンのライフサイクルにおける運用業務をプロセス化して行なう“PC資産運用サービス”で構成される。
“IT資産管理サービス”は、物品/コスト/リース/ライセンス/契約の管理が行なえる。パラメーターを指定することで、IT資産情報のインポート/エクスポート、集計/分析/レポートの作成が行なえる。さらに、ハードウェア/ソフトウェアのインベントリー情報の自動更新も可能となる。月額料金は、パソコンが500~5000台の場合で1台あたり550円(インベントリー収集システム構築費は含まない)。
“PC資産運用サービス”は、機器の導入/増設/移設/変更/回収/保管/廃棄などを行なうほか、トラブル対応として予備機の導入/交換、センドバック代行などを行なう。パソコン資産の運用状況に関する情報は、同社内で共有化し、運用上のトラブル発生時には、全国330ヵ所の拠点に配置された技術者がサービスを提供する。価格は個別見積となる。