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東京国際映画祭が26日にスタート――新たにCG映像祭を実施

2002年10月01日 23時23分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(財)東京国際映像文化振興会(第15回東京国際映画祭組織委員会)は、10月26日から11月4日までの10日間、“東京国際映画祭―第15回記念大会―”を都内で開催する。組織委員会は、開催を控えた9月30日、報道関係者向けに説明会を行なった。

マイノリティリポート
東京国際映画祭の特別招待作品オープニング・スクリーニングとなる『マイノリティ・リポート』 (C)2002 TWENTIETH CENTURY FOX AND DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTS RESERVED

今回の東京国際映画祭では、監督3本目までの長編作品を募集し厳選した15作品を上映、優秀作品に各賞を与える“コンペティション”、世界の最新話題作計14作品を上映する“特別招待作品”、世界の名作/大作を選りすぐって上映する“特別上映”、アジア映画12作品を上映する“アジアの風”、日本映画の名作/傑作を上映する“ニッポン・シネマ・クラシック”、篠田正浩監督が『スパイ・ゾルゲ』の全貌を語る“国際映像シンポジウム”、山田洋次監督を囲むパネルディスカッションおよび2002年末から2003年中に封切りとなる話題作90本の予告編を紹介する“トーキョー・シネマ・ショー2003”、山本容子氏の作品60点を展示する“山本容子の“青春映画館””、日本映画制作プロデューサー育成を支援するためのフォーラム“ニッポン・シネマ・フォーラム”といった企画のほか、新たに“第1回東京国際CG映像祭”(TIGRAF)を実施する。

東京国際CG映像祭は、映画におけるCG映像や、ゲームのCG映像など、さまざまな最新CG映像を紹介するもので、10月28日から30日まで東京/有楽町の読売ホールで行なわれる。

第1日目となる28日は“ハリウッド特集”と題し、フルCGによる長編アニメーション映画『モンスターズ・インク』『シュレック』『アイス・エイジ』の3作品を上映する。上映後には、それぞれの作品制作に携わった人たちを招いてティーチイン(Q&A)を実施すると共にメイキング映像を一部公開する。

2日目の29日も同じく“ハリウッド特集”として、米ハリウッドを支える4つのCGプロダクションの代表者を招き、それぞれの設立経緯や歴代作品、代表作における制作秘話などについて映像を交えながらプレゼンテーションしてもらう。さらに29日夜は代表者らによるシンポジウムも行なわれる。

3日目の30日は“ゲーム特集”と題し、(株)ナムコ、(株)セガ、(株)カプコンの3メーカーからそれぞれを代表するクリエイターが登場、開発中の新作映像や、携わった作品のメイキング映像などを交えてのプレゼンテーションを行なう。

説明会
左から、東京国際映画祭事務局長の鈴木隆氏、ニッポン・シネマ・フォーラムディレクターの前澤哲爾氏、東京国際映画祭ゼネラル・プロデューサーの川内通康氏、東京国際CG映像祭ゼネラル・プロデューサーの河原敏文氏、(社)外国映画輸入配給協会事務局長の黒田陽子氏、東京国際映画祭作品選定プロデューサーの森岡道夫氏

東京国際CG映像祭ゼネラル・プロデューサーの河原敏文氏は、「ゲームはもともとインタラクティブなジャンルだったので、コンピューターパワーがない時代は映画のCG映像に比べ低解像度だったが、最近はコンピューター性能が著しく発達し、いまやゲーム映像は限りなくハリウッドのCG映像に近づいている。ゲームを新たな映像文化としてとらえた。ハリウッドのクリエイターと、日本が世界に誇るCGクリエイターが東京で互いに競い合い議論できれば」と語った。

また同氏は、来年開催予定の第2回東京国際CG映像祭において、『トイ・ストーリー』などでおなじみのジョン・ラセター監督の最新作『Finding Nemo』(2003年秋完成予定)のワールドプレミア上映を実施する予定としている。

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