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Crusoe搭載タブレットPC「PaceBook」が展示開始、10月発売予定!

2002年09月27日 22時14分更新

文● 編集部

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PaceBook

 ペンタブレットによる手書き入力機能をそなえ、PDAのように使えるノートPCの進化型「タブレットPC」。今年6月に対応OS“Windows XP Tablet PC Edition”とともにその概念がMicrosoftから発表され、11月7日(木)予定の正式リリース日以降、今秋各メーカーから続々と発売される予定となっているが、その実機がアキバのショップに現れた。



縦横自在
本体上のボタン1つで縦/横表示の切り替えが可能

 製品はPaceBlue Japanの「PaceBook」。展示を行っているのはT-ZONE.AKIBA PLACEで予約も受付中だ。注目なのは、11月予定の“Windows XP Tablet PC Edition”搭載バージョンの登場に先駆けてWindows XP Professionalを搭載したモデルが先行発売されること。PaceBlue Japanによればこちらの発売は10月中旬が予定されており、価格は26万円~30万円程度になる、とのこと。



三変化 パンフ
T-ZONE.AKIBA PLACEで配布中のパンフレット

 タブレットPCのデザインは既存のノートPCと同様のデザインで液晶モニタ部が180度回転する“コンバーチブル型”と、液晶パネルのみというスタイルでキーボードがない、もしくは取り外し可能なキーボードが付く“ピュアタブレット型”の2種類に分かれるとされているが、「PaceBook」は後者にあたる。
 巨大なPDAといった印象の本体のみでタブレットペンを用いて操作するという使い方が基本だが、スタンドに本体を固定して付属のワイヤレスキーボードを用いる省スペースPCのような使い方のほか、同梱されるキャリングケースに本体とキーボードを収納すればノートPCのように使用することもできるという。



USB、サウンド、IEEE1394 スクロールホイール
モデム、LAN、外部ディスプレイ PCカード
本体のインターフェイスは意外と豊富。右上写真のとおりスクロールホイールも付いている

 CPUにCrusoe TM5600-600MHzを搭載し、メインメモリ容量は標準128MB/最大640MB。HDD容量は20GB。ディスプレイは12.1インチTFT液晶で最大解像度は1024×768ドット、グラフィックチップはLynx 3DM。インターフェイスは100base-TX/10base-T対応のイーサネットポート×1、PCカードスロット(TypeII)×1、USB×2、IEEE1394×1、モデムポート×1。本体のみでのサイズは330(W)×247(D)×29(H)mmで重量1.8kg。バッテリ駆動時間は最大5時間となっている。



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