分散オブジェクト技術の普及と製品の相互接続性の実証を目的とする非営利団体の分散オブジェクト推進協議会(DOPG:Distributed Object Promotion Group)は2日、SOAP製品間接続のためのテストケースを公開し、Webサービスに関する相互接続検証実験“オープンハウス実験”を開始したと発表した。
これは、4月23日に12社が参加して実施した9社のアプリケーションサーバーとSOAPによる相互運用性の検証実験が成功したことを受け、検証で使用したテストケースを公開し、会員以外のSOAP製品との接続検証実験を行なう場として“オープンハウス”を提供するもの。実験期間は2日から20日まで(受付は10日まで)。詳細については、DOPGのホームページに掲載するとしている。
なお、DOPGの会員企業は、沖電気工業(株)、コンパックコンピュータ(株)、サイベース(株)、サン・マイクロシステムズ(株)、(株)東芝、日本電気(株)、日本アイオナテクノロジーズ(株)、日本アイ・ビー・エム(株)、日本オラクル(株)、日本ティーマックスソフト(株)、日本ビー・イー・エー・システムズ(株)、日本ユニシス(株)、(株)日立製作所、富士通(株)、ボーランド(株)、三菱電機(株)の16社。
