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日本サムスン、17インチ液晶ディスプレー『SyncMaster172T』など4機種を発売

2002年08月20日 21時03分更新

文● 編集部

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日本サムスン(株)は20日、17インチ液晶ディスプレー『SyncMaster172T』とピボット機能を搭載した『SyncMaster171Np』の受注を同日付けで直販サイトで開始すると発表した。価格は『SyncMaster172T』が7万4800円で、『SyncMaster171Np』が6万6800円。同時に、店頭モデルとして、デュアルヒンジ採用の『SyncMaster172B』とステレオスピーカー内蔵の『SyncMaster171Nm』の出荷を8月下旬に開始することも発表した。価格はオープンプライス。

『SyncMaster172T』
『SyncMaster172T』

『SyncMaster172T』は、15インチ液晶ディスプレー『SyncMaster 152T』の17インチモデルに相当する製品。省電力で最大限のパフォーマンスを発揮するという“PPUMP(Powerful Performance Under Minimum Power)”を採用する。液晶パネルの画素ピッチは0.264mm。最大解像度は1280×1024ドットで1677万色表示に対応する。輝度は250cd/m2で、コントラスト比は500:1。応答速度は25ミリ秒。視野角は垂直水平ともに170度。水平走査周波数は30~81kHzで、垂直走査周波数は56~75Hz。最大ドットクロック周波数は140MHzとなっている。色再現の国際規格である“sRGB”にも対応する。

入力端子は、デジタルがDVI-D24ピンで、アナログがミニD-Sub15ピン。アナログ信号用ケーブルとデジタル信号用ケーブルが標準で付属する。消費電力は最大42W、DPMSモードでは2W以下。ACアダプターが付属する。高さやチルト角を自由に調整できる“デュアルヒンジ機構”をスタンドに採用したほか、パネル部分を折りたたむことでスタンドを取り外さなくても壁掛けが可能となるVESA規格準拠の75mmマウントをスタンド台座底面に装備する(壁掛け用の取り付けブラケットを同梱)。本体サイズは幅385×奥行き216×高さ347.6mm、重量は4.7kg。

『SyncMaster171Np』
『SyncMaster171Np』

『SyncMaster171Np』は、ベゼル幅が14mmのスリムフレームを採用した17インチ液晶ディスプレー。『SyncMaster172T』と同様にPPUMPを採用する。液晶パネルの画素ピッチは0.264mm。最大解像度は1280×1024ドットで1677万色表示に対応する。輝度は250cd/m2で、コントラスト比は350:1。応答速度は25ミリ秒。視野角は垂直120度、水平140度。水平走査周波数は30~81kHzで、垂直走査周波数は56~75Hz。最大ドットクロック周波数は135MHz。

入力端子はアナログ(ミニD-Sub15ピン)で、ケーブルが付属する。電源スイッチにはメカニカルタイプを採用し、電源を完全にオフにすることができる。消費電力は最大40W、DPMSモードでは3W以下。本体サイズは幅367.8×奥行き190.5×高さ396.2mm、重量は5.1kg。VESA準拠の100mmマウントを装備するほか、液晶パネル部分を90度回転するPivot機能に対応し、表示画面を90度回転できるポートレイトディスプレイ(株)のドライバーソフト『Pivot Software』(Windows版)が付属する。本体カラーはブラック。

『SyncMaster172B』
『SyncMaster172B』

『SyncMaster172B』は、直販モデル『SyncMaster172T』の入力端子をアナログ1系統(ミニD-sub15ピン)のみにしたモデル。最大ドットクロック周波数が135MHzとなる以外は基本仕様は同等。本体カラーはシルバー。

『SyncMaster171Nm』
『SyncMaster171Nm』

『SyncMaster171Nm』は、『SyncMaster171Np』のディスプレー回転機能の代わりに、ステレオスピーカー(1W+1W)を内蔵したモデル。本体サイズが幅367.8×奥行き208×高さ401.2mm、重量が5.7kgとなるほかは『SyncMaster171Np』と同等の機能を持つ。

なお、各製品には3年間の保証が付属する。

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