(株)クセロは19日、PDFドキュメントマネジメントソフト『ePware (イーピーウェア) Ver.2.0』を9月6日に発売すると発表した。価格は2万4000円。
『ePware Ver.2.0』 |
『ePware』は、各種のアプリケーションで作成したドキュメントファイルやイメージファイルを、PDF(Portable Document Format)ファイルに変換し、管理/運用するためのソフト。PDFファイルを“キャビネット”と呼ぶデータベースで管理するのが特徴で、PDFファイルとオリジナルファイルがリンクしており、どちらか片方を編集して、もう一方に結果を反映させることもできる。オリジナルファイルを管理しないモードも選択できる。キャビネットによるデータ表示は、“サムネイル表示”のほか、ファイル名や属性情報なども表示する“カード表示”や“リスト表示”に対応。作業用のパレット“ワークパレット”にPDFファイルをドラッグ&ドロップすることで、分解/回転/結合/ページの入れ替えなどのAcrobatだけでは行なえない編集も可能という。また、文書検索では、全文検索や絞り込み検索が行なえ、PDFファイルの文書情報や、しおりも検索対象にできる。
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『ePware Ver.2.0』では、PDFファイルやスキャナーから入力したデータを取り込むための“連携入力フォルダ”を24個まで追加設定できるようにしたほか、任意の時間間隔で任意のフォルダーに格納されているPDFファイルやイメージファイルを登録する機能などの連携入力機能と、Windowsのフォルダーや各社のドキュメント管理ソフトにデータを登録するための連携出力機能(FTPにも対応)などが追加されている。
対応OSは、Windows95 OSR2/98 SE/Me/NT 4.0(SP5以降)/2000/XP。対応するAcrobatのバージョンは、Acrobat 4.05/5.0.5日本語版/Acrobat Reader 4.05/5.0.5日本語版。ただし、アプリケーションデータのPDF変換/文書情報プロパティーの編集/画像ファイルとテキストファイルの出力/OCR処理にはAcrobatが必要。