日立マクセル(株)は31日、48倍速記録に対応したデータ用CD-Rメディア“SuperMQシリーズ”を9月25日に発売すると発表した。価格はオープン。
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現行の“MQシリーズ”と“SuperMQシリーズ”のパワーマージンの比較 |
SuperMQシリーズは、記録層に新開発の“SuperMQ色素”と、それに適した高精度基板を採用したことで記録パワーマージンを拡大し、高速安定書き込みに対応したのが特徴。ハードレーベル層/弾力層/強力保護層の3層構造によるデータ保護層“トリプルプロテクター”を採用し、傷に強くしたという。
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標準品(左)とインクジェットプリンター対応品(右) |
ラインアップには10色カラーディスク(カラーミックス品)も用意する。カラーは従来と同じ、ブルー/レッド/ピンク/オレンジ/イエロー/ライム/グリーン/シアン/パープル/ホワイト。インクジェットプリンター対応製品は、トリプルプロテクターの代わりに、インクジェットプリンター専用紙に近い白さのホワイト層“スーパーファインホワイト層”を採用する。これは速乾性と発色を向上させたもので、にじみが少なく微小なドットまで忠実に印刷できるのが特徴。ディスクの内周部に規格と容量を表示することで、ディスクの種類を判別しやすくしたという。ケースには薄型の5mmケースを採用している。
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カラーミックス品 |
データ容量は700MB。製品のラインアップは、標準品でレーベルの色がゴールドの『CDR700S.1P10S』(10枚入り)、カラーでレーベルが10色ミックスの『CDR700S.MIX1P10S』(10枚入り)、インクジェットプリンター対応の『CDR700S.PW1P10S』(10枚入り)の3種類。
