日本ネットワークアソシエイツ(株)は30日、ネットワークを常時監視し、障害予兆を検知できる分散型ネットワーク管理システム『Sniffer Distributed(スニファーディストリビューティッド)』の新バージョン『Sniffer Distributed 4.2E』(英語版)と、『Sniffer EMAスタータパック』を発売すると発表した。
価格は、『Sniffer Distributed』の場合、Agentは各対応トポロジーにより680万6000円~(別途コンソールが必要)、『Sniffer EMAスタータパック』が953万3500円。
『Sniffer Distributed 4.2E』は今回からIP電話(VoIP)や第3世代携帯電話の運用を行なうネットワーク管理に対応したほか、ウェブブラウザーによる運用操作を可能とする“Web Console”(ウェブコンソール)を搭載している。
そのほか、キャプチャーバッファーの拡張(40MBから搭載空きメモリーの50%まで)、搭載メモリーが512MBとなったほか、Giga Agent(EG2S、EG2L)の強化オンボードバッファーの拡張(144MBから288MB)、ディスプレー用カードが追加された。
さらにオプションとして、VoIPネットワークの音声データ管理のサポートを行なう“Sniiffer Voice for Sniffer Distributed ”(スニファーボイス)、モバイル通信によるネットワーク管理のサポートを行なう“Sniffer Mobile for Sniffer Distributed”(スニファーモバイル)が用意されている。
『Sniffer EMAスタータパック』はSnifferが提供するネットワーク管理のトータルソリューションを実現する総合パッケージとなっており、“ウェブコンソール”が標準搭載された『Sniffer Distributed』と、中・長期間のレポーティングツール『Sniffer Watch』(スニファー ウォッチ)と、Snifferを統括する統合管理ツール“Sniffer Resource Manager”で構成されている。なお、『Sniffer EMAスタータパック』は各製品を個別に購入するよりも、18%低価格となっている。