(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは12日、静止画をメールで送信できる“iショット”に対応した携帯電話機の新製品として、『ムーバD251i』と『ムーバF251i』の2機種を発売すると発表した。15日に販売を開始する。価格はともにオープン。電池パック/ACアダプター/卓上ホルダーの標準セットは、D251i用が7700円、F251i用が6400円。
 | 『ムーバD251i』(モードメタル) |
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 | D251iを折り畳んだ背面 |
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『ムーバD251i』は、ソニー(株)のメモリーカード“メモリースティック デュオ”に対応し、撮影した画像を最大1670枚保存出来るのが特徴。カメラは8倍ズームに対応した有効17万画素CCDを採用し、暗い場所での撮影を補助するコンパクトライトを搭載する。搭載するディスプレーは2.1インチTFD液晶で、26万2144色表示に対応する。本体背面には、時刻や携帯電話の状態を表示し、カメラの撮影時にはファインダーとして利用できる256色表示のSTNカラー液晶ディスプレー(インスピレーションウィンドウ)を搭載する。連続待ち受け時間は約480時間、連続通話時間は約135分。データ通信速度は9600bps。本体サイズは幅49×奥行き27×高さ104mm、重量は約120g。本体カラーは“モードメタル”と“シルバーローズ”を用意する。製品には、8MBのメモリースティック(非売品)とアダプターが同梱される。
 | 『ムーバF251i』(フューチャリングシルバー) |
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 | F251iを折り畳んだ背面 |
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『ムーバF251i』は、有効11万画素のCCDカメラを搭載し、本体内蔵のメモリーに最大1000枚を保存できるほか、保存した画像を約4秒間隔で切り替えて表示する“スライドショー”機能を利用できる。ディスプレーは2.0インチのTFT液晶で6万5536色表示に対応する。本体背面には時刻や状態を表示し、撮影時にファインダーとなる256色表示の1インチSTNカラー液晶ディスプレーと、カメラのシャッターと連動して12色に光るアンテナを搭載する。連続待ち受け時間は約470時間、連続通話時間は約140分。データ通信速度は9600bps。本体サイズは幅48×奥行き26×高さ97mm、重量は約105g。本体カラーは“シャインロゼ”と“フューチャリングシルバー”を用意する。