Leadtek(Leadtek Research)からビデオカード3製品、マザーボード1製品の合計4製品が一気に登場。18日から店頭に並んでいる。ビデオカード3製品は、すでにGeForce4 MX460カードが登場しているビデオ入出力対応モデル“MyVIVO”のGeForce4 Tiシリーズ「WinFast A250 Ultra TD MyVIVO」「WinFast A250 TD MyVIVO」「WinFast A250LE TD MyVIVO」。このうちWinFast A250LE TD MyVIVOはLeadtek製GeForce4 Ti4200カードとしてはじめてVRAMを128搭載したモデルとなる。
「WinFast A250LE TD MyVIVO」 |
MyVIVOモデルの3モデルはともにインターフェイスとしてPhilipsのビデオエンコーダ“SAA7108E”を搭載 |
WinFast A250LE TD MyVIVOのメモリ容量こそ倍増しているものの、今回登場したGeForce4 TiシリーズMyVIVOモデルの基本的な仕様はビデオ入力機能を持たない従来製品と同じで、単純にビデオ入力が新たにサポートされたものだと考えていいだろう。先に登場している同社製GeForce4 MX460カードのMyVIVOモデルと同じく同梱ビデオ編集ソフトはIEEE1394インターフェイスカードなどで採用実績のあるMGI製品「VideoWAVE 5.0 Standard」で、ビデオ入出力ケーブルにはユニークな水色のものを採用。ソフトDVDプレーヤ「WinFast DVD」を同梱するのも変わりないが、フルバージョンのゲームソフトはGeForce4 MX460カードの「Aquanox」「Master Rallye」と、今回新たに「Tom Clancy's Rainbow Six: Rogue Spear -Black Thorn-」が加えられている。
同梱の水色VIVOケーブルは先に登場したMyVIVO製品と同じ。“D-Sub15ピン、DVIにビデオ端子”というインターフェイスは従来製品と同じで、実売価格は5000円程度高価 |
「WinFast P4i845G」 |
一方、マザーボードは“i845G”チップセットを搭載するATXフォームファクタの製品「WinFast P4i845G」。FSBは100~250MHzの範囲を1MHz刻み、VCoreは1.100~1.850Vの範囲を0.025Vで設定できるほか、AGPスロット供給電圧はデフォルトの1.5Vに対して+0.1/0.2Vの設定が、またDIMMスロット供給電圧も2.5/2.6/2.7/2.8Vから選択可能。また効果のほどは不明だが、AGP/PCI/ICHの各デバイスに対して“Skew Adjust”の項目が用意され、なんらかの微調整が行えるようになっており、総じてオーバークロック志向の強い一品と言えるだろう。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、CNR×1、DIMM×2で、オンボードではRealtek製のネットワークコントローラとC-Media製のサウンドチップを搭載。
パッケージにはアナログ6ch出力/同軸デジタル入出力に対応するサウンド出力ブラケットを同梱 | マニュアルに記載される“Skew Adjust”の項目 | 実売価格は1万6500円~6800円。特別安価でも割高でもない |
なおコムサテライト3号店によると、週末にはGeForce4 MX440カードのVIVOモデル「WinFast A170 TDH MyVIVO」、そしてi845G内蔵コントローラ用の外部DVI/ビデオ出力インターフェイス“DVO”(Digital Video Out)向けのADD(AGP Digital Display)カード「WinFast ICT-TD」が登場予定。ADDカードが予定どおり入荷すればアキバ初登場となる。
価格 | ショップ |
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WinFast A250 Ultra TD MyVIVO | |
\49,800 | 高速電脳 |
\50,800 | コムサテライト3号店 |
WinFast A250 TD MyVIVO | |
\36,800 | 高速電脳 |
\37,500 | コムサテライト3号店 |
WinFast A250LE TD MyVIVO | |
\28,400 | コムサテライト3号店 |
\28,800 | OVERTOP |
\29,800 | 高速電脳 |
WinFast P4i845G | |
\16,500 | コムサテライト3号店 |
\16,800 | 高速電脳 |