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東芝、企業向けノート“DynaBook Satellite 1850”を発売

2002年06月12日 19時45分更新

文● 編集部

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(株)東芝のデジタルメディアネットワーク社は12日、企業向けノートパソコン“DynaBook Satellite 1850”シリーズ2機種4モデルを発表した。6月中旬に販売を開始する。価格は27万8000円から。併せて、個人/家庭向けノートパソコン『DynaBook G5/X16PME』を14日に発売すると発表した。価格はオープン。

『DynaBook Satellite 1850 SA106P/5』
『DynaBook Satellite 1850 SA106P/5』

“DynaBook Satellite 1850”は、モバイルPentium III-M-1.06GHzと15インチXGA液晶ディスプレーを搭載した最上位モデルの『DynaBook Satellite 1850 SA106P/5』から、Celeron-1.20GHzと14.1インチXGA液晶ディスプレーを搭載したローエンドモデル『DynaBook Satellite 1850 SA120C/4』まで4つのベースモデルで構成され、ワイヤレスLAN機能やメモリー容量、HDD容量などを選択できるカスタムメイドサービスに対応する。

各モデルとも、モバイルPentium III-M-1.06GHz/モバイルCeleron-1.20GHz、830MPチップセット、1024×768ドット対応の15インチ/14.1インチTFT液晶ディスプレー、SuperSavage/IXC-166グラフィックスチップ(16MB RAM)、128MBのメモリー(PC/133)、20GBのHDD(UltraATA/100)、最大24倍速CD-ROMドライブ、3モードFDDを搭載する。LANインターフェースは10/100BASE-TXを、USB 1.1×2を装備し、PCカードスロットはTypeII×2またはTypeIII×1でCardBus対応。焼却時にダイオキシン類を発生させないハロゲンアンチモンフリーの筐体と基板、鉛フリーはんだを利用しているのが特徴。ファイルの暗号化/復号化が行なえるソフト『WinSafe Lite Ver.3.0』を搭載し、データオンパスワード設定機能やセキュリティーロックスロットを装備する。

『DynaBook Satellite 1850 SA120C/4』
『DynaBook Satellite 1850 SA120C/4』

電源はリチウムイオンバッテリーを内蔵し、最上位モデルの駆動時間は約2.4時間で、ローエンドモデルは約2.0時間(JEITA測定法1.1)。AC100~240V対応のACアダプターが付属する。消費電力は約60W。本体サイズは、幅327×奥行き274×高さ41.4mmで重量が約3.4kg、または幅313×奥行き269.5×高さ39.5mmで重量が約3.2kg。

ベースモデルの価格は、SA106P/5が31万8000円からで、SA120C/4が27万8000円から。プレインストールOSは、Windows XP Professional、Windows 2000 Professional(SP2)、Windows 98 SEのいずれかで、オフィスソフトとしてOffice XP Personalを搭載するモデルも用意する。

『DynaBook G5/X16PME』は、4月に発表した『DynaBook G5/X14PME』のCPUをモバイルPentium 4-M-1.60GHzに高速化したハイスペックモデル。1400×1050ドット(SXGA+)表示の15インチTFTカラー液晶ディスプレー(FineSuperView液晶)、グラフィックスチップに米エヌビディア社のGe Force4 440 Go(32MBメモリー)、光ディスクドライブにDVD-ROM読み出しとCD-R/RWの読み書きが可能なコンボドライブ(バッファーアンダーランエラー防止機能対応)、米ハーマン・カードン社と開発したステレオスピーカーを搭載する。電源はリチウムイオンバッテリーで、駆動時間は約1.7時間。本体サイズは幅330×奥行き273×高さ35.9mm、重さは約3.3kg。

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