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ゼンリン、地図ソフト『ゼンリン電子住宅地図 デジタウン』を発売

2002年06月12日 18時24分更新

文● 編集部 高橋洋子

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(株)ゼンリンは11日、地図ソフト『ゼンリン電子住宅地図 デジタウン』を7月中旬に発売すると発表した。

『ゼンリン電子住宅地図 デジタウン』 (東京都中野区)

『ゼンリン電子住宅地図 デジタウン』は、ゼンリンが市区町村別に発行する住宅地図帳の1冊分(1地区分)の内容を1枚のCD-ROMに収録したもの。同社は、全国の約94.7%にあたる3075地区の戸別の建物名、事業所名、居住者名を表記した住宅地図帳を発行している。

同製品では、360度対応のスクロール、自由な拡大縮小表示、住所や建物の名称に加え、紙媒体の『ゼンリン住宅地図』に記載された図番(住宅地図座標)や、ユーザーが登録した書き込みからの検索などが行なえる。また、距離や面積の自動計測機能や、範囲を指定した印刷機能、住宅地図と白地図の切替機能なども搭載する。

地図の画面

動作環境は、Windows 98/Me/NT/2000/XPが動作するPC/AT互換機、CPUがPentium以上、メモリーが64MB以上(128MB以上推奨)、HDDの空き容量が300MB以上。なお、PostScriptプリンターには対応しない。

価格は地区ごとに異なるが、平均すると1枚あたり2万円前後になり、“東京都港区”では2万円、“千葉県船橋市東部版”では2万5000円。販売形態はゼンリン各営業所による直販となり、同社では2003年3月までに約500地区の発行を予定している。

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