(株)アイ・オー・データ機器は10日、PCカードリーダー/ライターを搭載したUSB 2.0接続のMOドライブ“DATA STATION II”『MODS-U640』、2スロットで3種類のメモリーカードに対応したUSB接続のカードリーダー/ライター『USB-3ARW』、PCカード接続のポータブルHDD『HDP-i40P/CI』『HDP-i20P/CI』、ノートパソコン用増設メモリー『TOSZ-128M』5製品を発売すると発表した。価格と出荷予定は、『MODS-U640』が3万3000円で6月末、『USB-3ARW』が3980円で6月末、『HDP-i40P/CI』が3万3000円で6月下旬、『HDP-i20P/CI』が2万2000円で6月下旬、『TOSZ-128M』が1万2000円で6月下旬。
『MODS-U640』 |
『MODS-U640』は、PCカード(Type II)のリーダー/ライターを搭載した640MB対応のMOドライブ。USB 2.0/1.1対応のインターフェースを利用してパソコンと接続して周辺機器として利用できるだけでなく、単体でも液晶ディスプレーと十字キーにより、メモリーカードとMOでデータを交換したり、メモリーカードのデータを消去したりすることができる。MOディスクの回転数は毎分3600回転。本体サイズは幅108×奥行き166.5×高さ36.5mm、重量は約570g。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE/98、Mac OS 8.6~9.2x、Mac OS X 10.1.2。アプリケーションとして、Macintosh-Windowsデータ交換ソフト『RINGOWIN LE』と画像管理ソフト『Photo Explorer 6 SE』を収録したCD-ROMのほか、ACアダプター、イジェクトピンが付属する。
『USB-3ARW』 |
『USB-3ARW』は、メモリーカード用スロットを2スロット搭載し、メモリースティック、SDメモリーカード、マルチメディアカードの3種類のメモリーカードに対応したUSB 1.1接続のメモリーカードリーダー/ライター。スロット1がメモリースティック、スロット2がSDメモリーカードとマルチメディアカードに対応する。電源はUSBから供給(消費電流は100mA)。本体サイズは幅85.18×奥行き75.20×高さ34.89mm、重量は約110g。ケーブル長は100cm。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX、Macintosh。対応OSは、Windows XP/Me、Mac OS X 10.1.2~10.1.4。Windows 2000とMac OS 9~9.2ではドライバーをインストールしない場合はどちらか1スロット、インストールした場合は両スロットが利用可能。Windows 98/98 SEではドライバーソフトが必要。
『HDP-i20P/CI』 |
『HDP-i40P/CI』は、容量が40GBのPCカード接続のポータブルHDD。PCカードインターフェースは、ACアダプターなしで利用できる“16bitモード”と、ACアダプターを利用して高速転送が行なえる“CardBusモード”をスイッチで切り替えられる。独自のコネクター“i・CONNECT”を搭載しており、オプションのコンバーターケーブルを利用すれば、IEEE 1394やUSB 2.0/1.1にも対応可能。インターフェースカードは『CBIDEII A』。本体サイズは幅82×奥行き139.5×高さ17mm、重量は約200g。対応機種は、PC/AT互換機、PC98-NX。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98 SE/98。製品には専用接続ケーブル(長さ50cm)とサポートソフト(FD)が付属する。
『HDP-i20P/CI』は、容量が20GBの製品で、Windows XP/2000/Me/98 SE/98に加え、Windows 95でも利用可能。
そのほか、(株)東芝のノートパソコン『Satellite SS』シリーズ 専用のメモリーモジュール『TOSZ-128M』を発売する。Satellite SS専用のTypeZ互換の140ピンS.O.DIMM。製品にはメモリーカバーを外すための専用精密ドライバーが付属する。対応機種は、『DynaBook SS S4/275PNHW』と『DynaBook SS 2000 DS75P/2』。