テレビの低い解像度でプレイするMMORPGなんて…という日本のRPGファン待望の新作「マイクロソフト ダンジョン シージ 日本語版」(以下Dungeon Siege)。
ついに明日発売となるDungeon Siegeは、シームレスな3D世界が最大の特徴だ。ゲーム開始時にいったんロードされれば、あとはまったくロード待ちの時間がないという、本来であれば当たり前のことが、当たり前のように処理されるのは、RPGをやり込んだ人であればあるほど感動できるだろう。イベントシーンとプレイシーンが連続して繋がり、もちろんゾーンなんていう概念もないのである。ひたすら先に進んでいくというゲームスタイルは確かに一本道ではあるものの、継ぎ目なく目の前に展開されるシーンを体験し続ける限り、おそらくそのコトに飽きているヒマはない。
また、注目を集めるゲームエディタ「Siege Editor」が、日本語版でも(サポート外ながら)ほぼ問題なく動作するのも見逃せないところ。ゲームシステムのほぼすべてといってもいいほどの設定を変更できるEditorによって、今後「HalfLife」の「CounterStrike」のような、Dungeon Siegeをベースとしながら、その枠を大きく飛び越えた斬新なゲームが登場する可能性すらあるのだ。長く遊べるRPGとしてもDungeon Siegeは要チェックと言えるだろう。なお、OVERTOPの予価は7800円。
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