コンパックコンピュータ(株)、(株)エヌ・ティ・ティ エックス、マイクロソフト(株)の3社は9日、eラーニング分野で協業し、ナレッジマネジメント型eラーニングソリューション“Learning Workstyle(ラーニングワークスタイル)”を共同で事業展開すると発表した。コンパックは同ソリューションのデモ環境を本社22階の“コンパックソリューションズセンター”内に開設し、専任グループを設置する。
Learning Workstyleは、2003年7月にNTT-Xとマイクロソフトが提唱したナレッジマネジメント型eラーニングソリューション。マイクロソフトのWindowsサーバーソフトウェア製品群で構成された企業のシステム環境と、NTT-Xのeラーニングプラットフォーム『Xcalat(エクスキャラット)』をシームレスに連携させることで、ナレッジワーカーにeラーニング環境を提供する。企業内のコンテンツやドキュメントの中から、有益な情報を引き出し、その情報(ナレッジ)に音声や動画といった付加価値をつけることで、より洗練化・体系化されたナレッジ(=eラーニングコンテンツ)を作成・蓄積・配信することが可能になるという。
今回の協業でコンパックが加わることにより、同社は同社の携帯情報端末『iPAQ Pocket PC』やサーバー製品群などのハードウェア、Xcalat、マイクロソフト製品を一元的に提供する。さらに専任エンジニアによるマイクロソフト製品とのシステムインテグレーションとサービスを提供する。
